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お姫さまと髭大名

  • おひめさまとひげだいみょう
  • The Princess And The Bearded Lord
  • The Princess And The Bearded Lord


  • 平均評点

    62.5点(4人)

  • 観たひと

    6

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    2

基本情報

ジャンル 時代劇 / コメディ
製作国 日本
製作年 1962
公開年月日 1962/3/14
上映時間 88分
製作会社 東映京都
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督工藤栄一 
脚本結束信二 
高橋稔 
企画彼末光史 
撮影吉田貞次 
美術大門恒夫 
装置温井弘 
装飾川本宗春 
音楽木下忠司 
録音藤本尚武 
照明山根秀一 
編集堀池幸三 
衣裳河合啓一 
美粧佐々木義一 
結髪白鳥里子 
進行主任田村祐夫 
記録墨はつ子 
スチル平田稔生 
技斗島義一 

キャスト

出演里見浩太朗 熊太郎
桜町弘子 雪姫
星てるみ 桜姫
山城新伍 千吉
千秋実 東野内膳
南道郎 海野鳴兵衛
夢路いとし 細井文之助
坂本武 赤石志摩守
三浦充子 奥方
阿部九洲男 西野甚次郎兵衛
加賀邦男 黒沼刑部
国一太郎 土橋三太夫
藤代佳子 西の丸の方
西崎みち子 蘭姫
小田部通麿 鬼蘇の大五郎
晴賀俊介 鉄五郎
川路允 寅五郎
明石潮 将軍
水野浩 老中
長島隆一 安藤兵馬
山波新太郎 伊藤義兵衛
堀正夫 松平大和守
霧島八千代 おとき
中根弘子 お松
大浦和子 お梅
木内三枝子 お菊
松川純子 お咲
南方英二 荒尾権之助
神木真寿雄 岸十兵衛
阿波地大輔 熊谷作兵衛
五里兵太郎 山川小十郎
近江雄二郎 権六
佐々木松之丞 三五郎
三笠乃里子 お福
五條恵子 お里
泉春子 乾物屋の女
水原みゆき おたけ
南郷京之助 
尾形伸之介 

解説

「暴れん坊一代」のコンビ、結束信二と高橋稔が共同で脚本を執筆。「権九郎旅日記(1961)」の工藤栄一が監督した時代喜劇。撮影は「赤い影法師」の吉田貞次。

あらすじ

江戸八百八丁を将軍家御落胤松平千代丸を血眼で探しているのは、お守役東野内膳だ。将軍のお声掛りで、千代丸の養子縁組み先が赤石志摩守に決ったのである。武士を嫌って屋敷を飛び出し、遊び人熊太郎に姿を変えて快適な毎日を送っていた千代丸を、やっとのことで捕えた内膳はなだめすかして婿入り行列の駕篭に押し込んだ。赤石家では長女雪姫と次女桜姫が押しかけ養子はいやだと、家出してしまった。城代家老の西野甚次郎兵衛が大慌ての真最中、松平家から東野内膳がやってきた。内膳は千代丸君が腹痛のため、御対面を三日ほど延期して貰いたいという。実は千代丸が姿を消してしまったのだ。甚次郎兵衛も、姫君が頭痛でとごまかした。内膳の悄気かたは、隙あらばと行列のあとをつけてきたむささび小僧千吉も思わずホロリとするほどだった。一方、赤石家では腹黒い次席家老黒沼刑部と志摩守の側室西の丸の方は、二人の姫を暗殺して、自分たちの間に生まれた蘭姫を千代丸に押しつけ、主家横領をたくらんでいた。こうした騒ぎをよそに、町娘になりすました雪姫と桜姫は当てもなく城下をさまよううち、ゴロツキにかこまれたが、二人の危難を救ったのは千代丸の熊太郎だった。桜姫は千代丸の見事な剣さばきに、胸をときめかせた。夜の城下町を獲物を探し歩く千吉はふとしたことから黒沼一味の陰謀を知り、千代丸に告げた。雪姫に心惹かれた千代丸は一肌ぬぐことになった。かくて、江戸表御公儀の使者松平大和守に化けた千代丸は、赤石家に乗り込んだ。縁組を滞らせている志摩守は最早これまでと観念するが、意外にも千代丸が指摘したのは、黒沼一味の悪事であった。斬りつける黒沼一味を取り押えた千代丸は、長屋に戻って雪姫と桜姫を敵の手から救い、「私が千代丸です」と名乗りをあげた。そこへ本物の松平大和守が、千代丸の縁組み先の変更を報らせにきた。すでに相愛の千代丸と雪姫は愕然となるが、その縁組み先には姫がいないと知って、二人はホッとした。

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1962年3月下旬号

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