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鉄砲安の生涯

  • てっぽうやすのしょうがい
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  • 平均評点

    67.0点(6人)

  • 観たひと

    13

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1962
公開年月日 1962/2/21
上映時間 94分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督木村恵吾 
脚色八尋不二 
原作小橋博 
企画久保寺生郎 
撮影今井ひろし 
美術柴田篤二 
音楽斎藤一郎 
録音近藤正一 
照明中岡源権 
編集谷口孝司 
スチル藤岡輝夫 

キャスト

出演勝新太郎 北ケ市安五郎
浦路洋子 千代
丹羽又三郎 津田三蔵
近藤美恵子 トミエ
三島雅夫 太田垣弘一
菅井一郎 山崎卯兵衛
南美江 きく
上田吉二郎 定七
潮万太郎 時永
舟木洋一 茂一
澄川仁恵 おかつ
浦辺粂子 女中頭しげ
清水元 松村
寺島雄作 坂口伝次郎
南部彰三 伊東祐亨
羅門光三郎 後藤
星十郎 木崎徳太郎
杉山昌三九 沖守国
丸山修 通訳
南条新太郎 有栖川宮威仁
原聖四郎 川上操六
伊達三郎 加藤
玉置一恵 三宮義胤
堀北幸夫 大東
藤川準 尾口
岩田正 万里小路正秀
菊野昌代士 留吉
小柳圭子 長屋の内儀A
小林加奈枝 長屋の内儀B
N・ニコライ ニコラス
K・ポップ ゲオルギス
沖時男 太吉
大杉潤 幸助
安田祥郎 金太
加賀美健一 役人
浜田雄史 田村
木村玄 池内
西岡弘善 小林
滝のぼる 長屋の内儀C
高森チズ子 娘まつ
辻村博子 娘きよ
高宮克巳 一郎
市川美恵子 
森本平三 シゲル
杉山光宏 子供一

解説

昨秋の芸術祭参加番組としてNHKから放映された小橋博原作のテレビ・ドラマ「こがね虫」を、「釈迦」の八尋不二が脚色、「ある関係」の木村恵吾が監督した人情もの。撮影は「釈迦」の今井ひろし。

あらすじ

明治二十四年五月、ロシア皇太子ニコラス殿下は琵琶湖観光のため大津の町を訪れたが、このたびの来日は日本侵略の下調査だという噂を信じていた津田三蔵巡査は、皇太子目がけて斬りつけた。そのとき、鉄砲安の異名をとる人力車夫安五郎は夢中で津田に組みつき、皇太子は危く命をとりとめた。このため酒とバクチが好きで怠け者の安五郎はロシア政府から千ルーブルの終生年金を受ける身となったばかりか、「時の英雄」として勲八等を贈られ、一躍名をあげた。幼馴染の千代は安五郎に想いをよせていたが、彼が大金持ちになった現在では近づきがたいものを感じるのだった。故郷の石川県加茂村に錦を飾った安五郎は、県会議員太田垣の娘トミエを妻に迎え、長男一郎が生まれた。が、叔父の坂口をはじめとして村人たちは彼の年金が目当てであり、妻トミエさえも父の選挙資金欲しさの政略結婚であった。生来お人好しの安五郎も、一郎が妻と書生の間にできた不義の子と知ったときは、怒りに燃えた。安五郎と前後して加茂村に帰った千代は、そんな安五郎に深く同情したが、近く嫁ぎ先もきまって別れの挨拶に出かけたものの、口ゲンカして別れてしまった。明治二十七年の日清戦争、そして三十七年の日露開戦となるや、かつての救国の英雄安五郎は国賊扱いを受けた。太田垣はトミエの不義を理由に、彼女を引き取ったが、安五郎は一郎だけは手放さなかった。一郎は国賊の子と罵られた。周囲の迫害に堪えかねた安五郎は、「お父ちゃんは国賊じゃない。今からでも兵隊になるぞ」と一郎にいい聞かせながら、軍夫に志願するため折からの猛吹雪をついて、福井の連隊に向った。疲れ果てた二人が辿りついた一軒家は、意外にも千代の住居である。夫を戦場で失った彼女は、今は未亡人となって一人の遺児を護るため健気に立ち働いていた。安五郎は涙ながらに一郎を千代に托し、吹雪の中に飛び出した。「わいは国賊じゃない。鉄砲安は日本人やぞ!」と叫びながら……。

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