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ひばり・チエミの弥次喜多道中

  • ひばりちえみのやじきたどうちゅう
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  • 平均評点

    59.4点(32人)

  • 観たひと

    54

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    11

基本情報

ジャンル ミュージカル
製作国 日本
製作年 1962
公開年月日 1962/1/3
上映時間 85分
製作会社 東映京都
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督沢島忠 
脚本鷹沢和善 
高島貞治 
企画栄井賢 
神戸由美 
撮影山岸長樹 
美術鈴木孝俊 
音楽米山正夫 
録音平太郎 
照明安田与一 
編集宮本信太郎 
スチール杉本昭三 

キャスト

出演美空ひばり お君
江利チエミ おとし
千秋実 片山軍次兵衛
花房錦一 三太
堺駿二 六助
山形勲 和泉屋多左衛門
田中春男 清十郎
加賀邦男 地獄の熊吉
河野秋武 神楽の勘次
堺駿二 五助
夢路いとし 一助
喜味こいし 二平
中村時之介 南町奉行
中村錦司 辰五郎
大丸巌 玄七
片岡半蔵 源蔵
尾上華丈 半次
東千代之介 法界坊
東千代之介 秋月七之丞

解説

「若さま侍捕物帳 黒い椿」の鷹沢和善と高島貞治が共同で脚本を書き、「美男の顔役」の沢島忠が監督したまげものミュージカル。撮影もコンビの山岸長樹。

あらすじ

チャキチャキの下町娘、お君とおとしは芝居小屋の下足番だが、ひょんなことから、奈落に地獄の熊吉、三太、法界坊などの麻薬密売団が、巣喰っていると知った。折も折、南町奉行所与力片山軍次兵衛配下の手入れがあり、一網打尽となった一味の中に、まきぞえを喰ったお君とおとしがいた。法界坊こそは、密売団根絶を狙う南町奉行が放ったオトリで、実は筆頭与力秋月七之丞なのだ。法界坊は更に捜査をつづけるため熊吉を欺いて破牢を図った。お君とおとしは民間協力の表彰状を貰ったが、密売団と関係のある者は雇っておけないと、小屋をクビになった。世の中の矛盾に愛想をつかした二人は奮起一番、名も弥次郎兵衛、喜多八と変えて、東海道を西へ。とある茶店で水割り酒に酔って大トラになったり、花嫁行列にオセンチになったり……。そんな二人と前後して、マーケットの拡張をはかる熊吉、三太、法界坊、それを尾行する軍次兵衛たちが行く。お君とおとしは街道はずれの古寺で密売団一味と再会、大立ち回わりの最中、軍次兵衛らが駆けつけて大さわぎ。その夜、三島の旅篭で、眠れぬお君とおとしは法界坊から「娘に返って江戸へ帰りなさい」と訓され、心のときめきを覚えるのであった。そんな二人に、東海道で評判の薬屋和泉屋多左衛門と番頭清十郎が、鎮静剤を与えた。お君とおとしが三日三晩も眠り続けたのは、和泉屋に眠り薬を盛られたからである。どうやら和泉屋も麻薬団と関係があるらしい。しかし、今のお君とおとしはそんなことには無頓着で、初恋の人へのつのる思いに胸を焦がしながら、法界坊の姿を追うのであった。そして、軍次兵衛や法界坊に協力麻薬密売団を捕えたことはいうまでもない。

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