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水戸黄門海を渡る

  • みとこうもんうみをわたる
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  • 平均評点

    50.6点(24人)

  • 観たひと

    35

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    8

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1961
公開年月日 1961/7/12
上映時間 90分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督渡辺邦男 
脚色川内康範 
杜松吉 
原作川内康範 
企画久保寺生郎 
撮影渡辺孝 
美術上里義三 
音楽福永久広 
録音海原幸夫 
照明伊藤貞一 
編集宮田味津三 
スチル小牧照 

キャスト

出演長谷川一夫 水戸黄門
長谷川一夫 シャグシャイン
勝新太郎 格さん
市川雷蔵 助さん
野添ひとみ ノサップ
宇治みさ子 こずえ
藤原礼子 雷門のお新
林成年 松前泰久
千葉敏郎 ギルタン
佐々十郎 ひょっとこの金次
小堀明男 犬山陣十郎
嵐三右衛門 北海屋藤三
阿部脩 ポイサパ
市川謹也 役人
浅尾奥山 シラッキー
小町るみ子 ウララ
若杉曜子 シロマ
石黒達也 一柳甚左衛門
原聖四郎 白坂源内
伊達三郎 村上半太夫
堀北幸夫 侍頭
岩田正 早坂小四郎
滝川潔 町人
大林一夫 下役人
浜田雄史 砂田重助
山岡敬四郎 藩士1
山下一己 オキルクルー
大丸智太郎 佐伯兵馬
木村玄 柿崎伴内
滝のぼる 女中

解説

川内康範の原作を、原作者自身と杜松吉が脚色し、「喧嘩富士」の渡辺邦男が監督したおなじみの時代劇。撮影も同じく渡辺孝。

あらすじ

仙台にやってきた水戸黄門、助さん、格さんの一行は謎の幽霊船が流れついた事件に遭遇した。幽霊船は蝦夷松前藩の御用船、乗りこんだ黄門らは、船底で苦悶している若い武士を見つけた。助さんの友人松前藩士砂田重助だった。重助は、公儀献上の蝦夷地の測量図を奪われたと言って死んだ。黄門一行は北海道へ向った。松前藩城中では測量図の奪われたことを知った藩主松前泰久は家老一柳甚左衛門と善後策を練っていた。黄門らは公儀隠密の疑いをかけられ松前藩士にとりおさえられた。城内に引きすえられた黄門主従。これを見た泰久はハッとなった。ニヤリとした黄門は、悠然と上座に坐った。何の目的でと問う泰久に、ただ見物だと黄門はとぼける。家老一柳甚左衛門は、御用商人北海屋藤三と組んでアイヌ集落から甘い汁をすいとり、ゆくゆくは蝦夷地をわがものにしようとの野望にもえていた。--アイヌ人を母に日本人を父にもつ、ユーカラ集落の大酋長シャグシャインは、日本人を敵視していた。甚左衛門らと気脈を通じるトマリ集落の酋長ギルタンは、シャグシャインの日本人に対する憤りを利用しようと機会を狙っていた。日本人集落では、黄門主従の機略でポイサパを捕虜にした。黄門はアイヌの反乱を鎮定しようと、ポイサパを引渡すことを条件に和平を申出た。人質として格さんを置いていくことにした。しかし、ポイサパが牢中で殺されてしまった。格さんが、ギルタンに襲われるシャグシャインの妹ノサップを助けた。ノサップは格さんに乙女心をもやした。ギルタンの策謀もあり、アイヌの総攻撃が開始された。格さんに迫るアイヌの群れ。必死にかばうノサップ。ノサップの助言もあって、その時、黄門が現われ、和平を説いた。シャグシャインの心は動揺した。これを察知したギルタンは、甚左衛門、藤三らとともに黄門を襲った。しかし、黄門主従の活躍に、悪人たちは倒された。蝦夷地に平和が戻った。黄門主従は、シャグシャイン、ノサップに見送られて北海道をあとに、足のむくまま諸国漫遊の旅を続ける。

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