男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

沓掛時次郎(1961)

  • くつかけときじろう
  • ----
  • ----

amazon


  • 平均評点

    63.7点(47人)

  • 観たひと

    75

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    19

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1961
公開年月日 1961/6/14
上映時間 86分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督池広一夫 
脚色宇野正男 
松村正温 
原作長谷川伸 
企画財前定生 
撮影宮川一夫 
美術西岡善信 
音楽斎藤一郎 
録音近藤正一 
照明中岡源権 
編集谷口孝司 
スチル西地正満 

キャスト

出演市川雷蔵 沓掛時次郎
新珠三千代 おきぬ
杉村春子 おろく
島田竜三 六ツ田の三蔵
青木しげる 太郎吉
稲葉義男 聖天の権威
志村喬 八丁畷徳兵衛
千葉敏郎 赤田三十郎
須賀不二男 溜田の助五郎
清水元 玄庵
村上不二夫 大野木の百助
高倉一郎 政吉
寺島貢 苫屋の半太郎
瀧花久子 おとわ
荒木忍 源右衛門
木村玄 磯田の鎌吉
石原須磨男 七兵衛
藤川準 三次
越川一 佐吉

解説

長谷川伸の原作を、宇野生男と松村正温が脚色し、「天下あやつり組」の池広一夫が監督した、おなじみの股旅もの。撮影は「用心棒」の宮川一夫。

あらすじ

信州沓掛生れの時次郎は渡世の義理から、六ツ田の三蔵に一太刀浴びせるが、三蔵の女房おきぬへの溜田の助五郎の横恋慕の果てと知って、逆に助五郎らに立ち向かった。卑怯な助五郎らは深傷の三蔵を斬って逃げた。三蔵は苦しい息の下から女房おきぬと伜太郎吉を時次郎に託した。時次郎は二人を連れて、熊谷宿まで逃げのびるが、おきぬはそこで病いに倒れた。人のいい旅籠桔梗屋の女将おろくは何かと面倒をみてくれた。医者玄庵の診察でおきぬは身重であることが分った。時次郎は、おきぬの父親源右衛門が足利在にいると知って、足利在に源右衛門を訪ねておきぬ母子の苦衷を訴えたが、親を捨ててやくざと一緒になった不幸者に用事はないと冷たく突っ放されてしまった。おきぬの病気回復をまって時次郎とおきぬは門付けを始めた。助五郎のふれ書で時次郎のことを知った、助五郎の兄弟分聖天の権蔵は、時次郎の留守を狙って太郎吉を人質にさらおうとした。これを救ったのは、熊谷宿の貸元八丁畷の徳兵衛だった。時次郎から事情を聞いた八丁徳は時次郎をかばった。かねてから、八丁畷の縄張を狙っていた聖天の権は助五郎に通報。八丁徳へ喧嘩状を叩きつけた。その頃、おきぬは再び病いに倒れた。時次郎は八丁徳の助っ人を買ってでた。その助ッ人料の十両をおろくの手に渡して修羅場へ向った。夜の天神の森に対峙した八丁徳と聖天の権蔵。その頃、助五郎らは、聖天の用心棒赤田を道案内に桔梗屋を襲っていた。気丈に太郎吉をかばうおきぬに赤田の当身が飛んだ。悶絶したおきぬを拉致しようとした時、権蔵を斬った時次郎が飛びこんできた。太郎吉を庇って時次郎は助五郎、赤田を斬り倒していった。悶絶したおきぬは再び目を開かなかった。時次郎は、太郎吉を足利在の源右衛門に渡した。源右衛門と女房おとわは喜んで太郎吉を預かった。「やくざの垢を落したらきっと逢いに来ます」と言って時次郎は去っていった。

関連するキネマ旬報の記事

1961年7月上旬夏の特別号

日本映画紹介:沓掛時次郎