男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

わが生涯は火の如く

  • わがしょうがいはひのごとく
  • Like Fire is My Life/Like Flame,My Life
  • ----


  • 平均評点

    56.0点(1人)

  • 観たひと

    2

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1961
公開年月日 1961/6/9
上映時間 90分
製作会社 ニュー東映東京
配給 ニュー東映
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督関川秀雄 
脚本甲斐久尊 
企画根津昇 
加茂秀男 
撮影星島一郎 
美術森幹男 
音楽吉田正 
録音広上庄三 
照明森沢淑明 
編集長沢嘉樹 
スチール藤井善男 

キャスト

出演三國連太郎 友田辰三
長谷川裕見子 友田美津
原弘子 友田春代
浦野かほる 友田(2~3歳)
青木登張 友田(3歳)
中野順一 消一
波木井健二 二郎
江原真二郎 高志
島一男 友田(6歳)
大場健二 友田(8~9歳)
中山昭二 所沢
今井俊二 俊郎
森田秦生 友田(12歳)
並木一路 署長(前半)
永田靖 署長(後半)
須藤健 加納曹長
加藤嘉 警察の調べ官
小笠原慶子 節子
殿山泰司 俊郎の父
不忍郷子 俊郎の母
相馬剛三 
金井大 小頭A
萩原正勝 小頭B
室田日出男 小頭C
小島一郎 向井
辰巳敏久 鈴木
轟謙二 辰三の同僚A
佐原広二 辰三の同僚B
秋山敏 消防士A
大東良 消防士B
菅沼正 消防学校教官
南川直 乗務員
北山達也 士長
小野良 キャバレーの用心棒
岩城力也 キャバレーのマスター
山本緑 小学校の教員
潮健児 やくざA
高石義明 やくざB
鈴木暁子 火事場の女
打越正八 洋品店のおやじ
牧野内とみ子 玩具店の女店員
沢彰謙 地廻りの男A
長崎琢 地廻りの男B
小畑街子 辻占売りの少女
山本桂子 パンパンガール
田沢幸男 ケーシー
滝川潤 所沢を刺す少年
森裕二 バーテン
田川恒夫 指令室の係員
谷本小夜子 近所のおかみさん
草刈好子 少女
斎藤紫香 診療所の医師
石川秀道 警察病院の医師

解説

「男の地平線」の甲斐久尊の脚本を、「大いなる驀進」の関川秀雄が監督した、ある消防士の人生を描いたもの。撮影は「二人だけの太陽」の星島一郎が担当している。

あらすじ

辰三は大正末期の不況の最中に妻の美津を残して北海道の炭鉱に渡り、苛酷な奴隷労働に身を落した。ようやく脱出、東京へ戻った彼は、長女春代の出生を知り、親子の愛情にめざめた。その辰三に、親友の所沢巡査が消防士の職を世話した。半鐘の乱打とともにとび出し、猛火の下をかいくぐるこの危険な仕事に、辰三は男の生甲斐を見出した。まもなく生まれた長男消一、次男二郎を囲んで一家団欒の幸福な歳月が流れた。それも束の間、消一が川の深みに落ちて死んだ。日中戦争が起きた。騒然たる世相の中で、春代が愛しあっていた工員の俊郎と結ばれた。だが、まもなく俊郎は応召を受け戦地へ発った。--昭和二十年、妻の美津は三男の高志をかばおうとして敵機の機銃掃射を浴び倒れた。俊郎戦死の公表がもたらされた。終戦、辰三は五十の坂を越していた。進駐軍の事務員として一家を支えるようになった春代は、アメリカ軍人ピーターを愛するようになった。辰三は「お前の夫やおふくろは誰に殺されたんだ……」とはげしい言葉を浴びせた。春代は家を出た。一人残された高志だけが辰三の喜びとなった。高志は消防学校に入学した。やがて卒業、高志はバーに勤める恋人節子との結婚を辰三に打ちあけた。辰三は身よりも分らない節子との結婚を許さなかった。高志のふとした手落から、キャバレーが火に包まれ、三人が焼け死ぬという事件が起きた。辰三は激しく高志を叱った。高志は節子の許に身を寄せた。小学校が猛火に包まれた日。辰三は学童を救出しようとして火だるまとなり、死んだ。それは、まったく辰三の最期にふさわしかった。

関連するキネマ旬報の記事

1961年7月下旬号

日本映画批評:わが生涯は火の如く

1961年6月下旬号

日本映画紹介:わが生涯は火の如く

1961年4月下旬号

特別グラビア:「わが生涯は火の如く」の関川組

新作グラビア:わが生涯は火の如く