男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

緋ざくら小天狗

  • ひざくらこてんぐ
  • ----
  • ----


  • 平均評点

    62.0点(1人)

  • 観たひと

    6

  • 観たいひと

    0

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1961
公開年月日 1961/4/25
上映時間 77分
製作会社 東映京都
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督山崎大助 
脚色棚田吾郎 
原作瀬戸口寅雄 
企画神戸由美 
撮影森常次 
美術塚本隆治 
音楽米山正夫 
録音中山茂二 
照明中山治雄 
編集宮本信太郎 
スチル吉田晴光 

キャスト

出演美空ひばり お俊
品川隆二 市川米十郎
大泉滉 与茂八
大川恵子 市松
安井昌二 武山文平
大河内傳次郎 上総屋万五郎
赤木春恵 お初
加賀邦男 政吉
花房錦一 紋太
坂東好太郎 座光寺若狭之介
長島隆一 一色
尾形伸之介 田村
鈴木金哉 野島
相原昇三郎 辰蔵
那須伸太朗 丑松
水野浩 但馬屋十兵衛
東龍子 お兼
中村時之介 市村座頭取
坂東京三郎 岩井粂之丞
堀正夫 嵐璃[王玉]
香住佐久良夫 丹後安
矢野幸男 ぐず鉄
河村満和 インケの権
五里兵太郎 ブッツリの留
矢奈木邦二郎 松廼屋亭主
明智八百栄 松廼屋女房
若井緑郎 役者A
中村錦司 役者B
村田天作 役者C
永井三津子 芸者A
山本操子 芸者B
玉喜うた子 芸者C
富永佳代子 芸者D
西崎貢子 娘A
森美千代 娘B
菊村光恵 娘C
源八郎 芝居作者
都賀静子 茶の湯の師匠
南方英二 習字の師匠
岡島艶子 生花の師匠
佐々木松之丞 裏方
近松竜太郎 大阪の町人

解説

瀬戸口寅雄の「花吹雪女侠客」を、「尾張の暴れ獅子」の棚田吾郎が脚色し、「大江戸喧嘩まつり」の山崎大助が監督したひばりの時代劇。撮影は「八州血煙り笠」の森常次が担当。

あらすじ

大阪天満の質商但馬屋の一人娘で天満小町の噂も高いお俊は唄と踊りの名手だが剣術が好き。行儀見習いのため江戸の乳母のもとへあずけられることになった。江戸への途中、お俊は役者の市川米十郎と知り合う。米十郎は天満でお俊の舞台を見てその踊りに感心、それが機で師匠の勘気にあい江戸へ帰る途中。お俊は米十郎を励まし旅をつづけるが、武山文平という隻眼の浪人に追い回される。彼もまたお俊を求めている。一方、お俊を待ちうける浅草の男伊達上総屋万五郎は、芸者市松に目をつけ料亭松廼屋の亭主に因縁をつける旗本稲妻組を相手どり男をあげるが頭領の座光寺若狭之介の恨みを買う。市松は米十郎と幼馴染みだった。江戸に着いたお俊はお稽古事をさせられるが相変らず若い衆相手に剣術ごっこ。そこへ米十郎が江戸で人気をとり四代目市川小団次を襲名するとの噂。演じものは「義経千本桜吉野山道行」。お俊は連日稽古場に通うが、市松も彼女と張り合う。嫉妬に狂った市松は若狭之介の策略に乗り米十郎を裏切る決心をする。襲名披露の当日、静御前役の粂之丞の姿が見えず、市村座は大騒ぎ。観客の罵声の中で稲妻組がせせら笑う。と、その時、幕があき消えたはずの静御前が……。お俊が代役に立ったのだ。小団次とお俊の舞台は客席を魅了した。そのころ非を悟った市松の報せで、上総屋一家が万五郎を先頭に粂之丞を奪い返えそうと座光寺邸に乗り込んだ。舞台を終えたお俊も喧嘩支度に変えて座光寺邸へ。乱闘の中で、稲妻組の用心棒をしていた文平が若狭之介を斬って自分も倒れた。間もなく上総屋に女伊達が誕生した。お俊改め奴の小万。祭りで賑わう町の通りを山車に乗った小万が大阪の両親、万五郎夫婦、小団次と市松らに送られて行く。

関連するキネマ旬報の記事

1961年5月上旬号

日本映画紹介:緋ざくら小天狗