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漫画横丁 アトミックのおぼん スリますわヨの巻

  • まんがよこちょうあとみっくのおぼんすりますわよのまき
  • Obon,The Moll Dipper
  • Obon,The Moll Dipper


  • 平均評点

    79.3点(3人)

  • 観たひと

    6

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    2

基本情報

ジャンル コメディ
製作国 日本
製作年 1961
公開年月日 1961/4/16
上映時間 69分
製作会社 東京映画
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督佐伯幸三 
脚本柳沢類寿 
原作杉浦幸雄 
企画宮田義治 
製作山崎喜暉 
金原文雄 
撮影黒田徳三 
美術小島基司 
音楽いずみたく 
録音西尾昇 
照明榊原庸介 
スチル大谷晟 

キャスト

出演水谷良重 アトミックのおぼん
中島そのみ インスタントのおちか
春川ますみ デラックスのお富
水町千代子 ズージャのおはね
横山道代 シイチョウのお芳
渥美清 マッハのズラ公
稲吉靖 スタミナの鉄
山田吾一 学割の半太
月野道代 カムカム軒のおたま
中谷一郎 正木章太郎
有島一郎 伊達野
木田三千雄 イケダ亭の祖父
田村まゆみ 町子
藤山竜一 横車押三
中村是好 鬼ケ島親分
平凡太郎 乾分青田
水島真也 乾分赤沢
関千恵子 マダムおつや
阿部博 殺し屋
守田比呂也 殺し屋
青木君雄 殺し屋
木元章介 ダテノモータース事務員
小山勝正 警官
林家珍平 警官

解説

杉浦幸雄の漫画から「縞の背広の親分衆」の柳沢類寿が脚本を書き、「腰抜け女兵騒動」の佐伯幸三が監督した喜劇。撮影も「腰抜け女兵騒動」の黒田徳三。

あらすじ

東京は神田に根城を持つアトミック組の女親分・おぼん姐さんは当世流行のグラマーだが、スリの神様仕立屋銀次の流れをくむ、この世界でのサラブレッド。だが、今はスリ稼業から足を洗い、おでん屋“おぼん”を開いて堅気になっている。ところが、商売仇のヌーベル組が台頭して、おぼん姐御の懐まで狙い出したから、血気にはやる子分たちは収まらない。ある日、おぼんは子分がスッてきた品物を返えそうと財布の中の名刺の居所を訪ねていく途中、若い男の財布をスリとるヌーベル組の半太を見つけ、品物を取り返えす。それを渡そうと、おぼんは若い男をやっとつかまえるが、男は彼女がこれから訪ねようとするモータース会社の社長伊達野の甥、正木章太郎と知って驚く。ところが彼女の渡した財布は章太郎のものでなく、中に十万円の現ナマが。社長のものと思って届けると伊達野の財布はちゃんとある。不審に思って中をあけると電話番号をギッシリ書き込んだ紙片が入っている。伊達野が番号の一つに電話をかけると出て来たのが彼の行きつけのバー“おつや”のマダム。彼女は鬼ケ島の情婦で、電話のかかった部屋は密貿易の大立物・横車押三と鬼ケ島親分が麻薬の取引をする隠れ部屋。電話番号の書かれた紙片は受信専用の極秘のものだった。これが警察に渡ったら…鬼ケ島は、おつやの甘言で伊達野を呼び寄せその部屋へ彼を軟禁。社長の不在を気づき章太郎が例の所に電話すると偶然、伊達野が出てきたが、どうにもならない。一方、鬼ケ島は正体を感づかれたので、おぼんも仲間に引き入れようと企む。鬼ケ島とおぼんがその相談中、章太郎がそこへ現われ、彼も捕まる。アトミック組と鬼ケ島組の提携が成立、手打ちの宴が開かれた。ところが、提携を成立させたのは、おぼんの芝居、実は鬼ケ島組をやっつけようというコンタン。乱痴気さわぎをする鬼ケ島組の連中のスキをねらってアトミック組の連中は、彼らのピストルから弾丸を抜く。一人が塀の周りに花火を仕かけて爆発させる。警察の手入れと思った鬼ケ島組の連中は大騒ぎ。おぼんは伊達野と章太郎を連れて脱出。その後ではピストルの弾丸が爆発、鬼ケ島組が四散している。

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1961年4月下旬号

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