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お役者変化捕物帖 弁天屋敷

  • おやくしゃへんげとりものちょうべんてんやしき
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  • 平均評点

    55.9点(7人)

  • 観たひと

    7

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    2

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1961
公開年月日 1961/1/3
上映時間 74分
製作会社 第二東映京都
配給 第二東映
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督河野寿一 
脚色池上金男 
原作陣出達朗 
企画彼末光史 
撮影山岸長樹 
美術前田清 
音楽高橋半 
録音中井秀夫 
照明増田悦章 
編集細谷修三 

キャスト

出演高田浩吉 霞一平
高田浩吉 花の家菊之丞
品川隆二 お相場安五郎
星十郎 空ッ風の半七
花園ひろみ お光
星美智子 小奴
赤木春恵 文字駒
飛鳥井かほり おしの
三原有美子 お君
霧島八千代 玉勇
富永佳代子 花丸
紫ひづる 小富美
黒川弥太郎 花井五郎左衛門
坂東好太郎 鬼頭将監
沢村宗之助 多賀屋藤蔵
中村竜三郎 根来一角
国一太郎 左次郎
近江雄二郎 竹五郎
川路允 文造
長島隆一 弥助
有馬宏治 荒木屋松兵衛
中村錦司 作兵衛
藤木錦之助 原次
小田部通麿 辻岡左内
島ひろし 海老床
ミス・ワカサ お新

解説

陣出達朗の原作を、池上金男が脚色し、「つばくろ道中」の河野寿一が監督した、高田浩吉の新捕物帖シリーズ。撮影は「若さま侍捕物帳(1960)」の山岸長樹。

あらすじ

江戸金竜山浅草寺の境内は、二年振りに名物羽子板市が開かれ、名女形として名高い花の家菊之丞の似顔絵羽子板が初めて荒木屋から売り出されるとあって、江戸中の娘達がどっと押し寄せ空前の大混雑を呈していた。その騒ぎの真最中、日頃、小町娘と美貌を謳われていた娘たちが七人誘拐されるという事件がおきた。北町奉行所筆頭与力花井五郎左衛門は事件の重大さを察知、市井に暮らしている親友の霞一平に助力を頼んだ。通称お役者一平と呼ばれる霞一平は、堅苦しい武家生活を嫌って市中に住み、空っ風の半七やお光に囲まれて、よろず指南を看板にゆうゆうと暮らしている風流人であった。一平は翌日、花村座へ菊之丞を訪ね、自分が菊之丞に生き写しなのに驚いた。そして、菊之丞羽子板の発案者が日頃何かといわくのある廻船問屋多賀屋藤蔵であることを聞き出した。その夜、多賀屋の店先きに荒木屋手代殺し及び娘誘拐の黒幕が多賀屋であることを記した手紙が投げこまれた。これは一平が仕掛けた罠である。だが、多賀屋はそのまた黒幕へ急報するとみせかけ駕篭を尾行する一平に根来一角らの刺客をさし向け、別駕篭にお船奉行鬼頭将監の屋敷へ向かった。しかし、その後に空っ風の半七がくっついていた。一方、一平も盗人お相場の安の応援を得て根来一派を追っぱらった。一平が睨んだ通り多賀屋は、船奉行と組み密輸品の見返り品として日本娘の誘拐を企んでいたのであった。源吉は恋人のおしのを助けようとして多賀屋の手下左次郎の手にかかって非業の死を遂げたのであった。一平は菊之丞を訪ね協力を頼んだ。今日は御用納めの日舞台では能狂言が進み老中阿部備前守は将監の娘を妾に持ち事は成就と微笑んでいた。その舞台に現われた一平は阿部備前守、鬼頭将監、多賀屋の悪事を暴いた。そこへ花井五郎左衛門に率いられた捕方が廻りをひしひしとかためていた。今はこれまでと一平に斬りかかる将監、藤蔵は一刀のもとに斬り伏せられていった。

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