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天下の快男児 旋風太郎

  • てんかのかいだんじせんぷうたろう
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  • 平均評点

    61.2点(9人)

  • 観たひと

    11

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    2

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1961
公開年月日 1961/2/14
上映時間 88分
製作会社 東映東京
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督若林栄二郎 
脚本舟橋和郎 
原案江原比佐夫 
企画園田実彦 
撮影三村明 
美術近藤照男 
音楽山本直純 
録音岩田広一 
照明川崎保之丞 
編集鈴木寛 
スチル山守勇 

キャスト

出演高倉健 旋風太郎
三田佳子 加納みどり
小川虎之助 加納信五郎
伊藤雄之助 戸川
佐久間良子 戸川幸子
波島進 熊谷
花澤徳衛 山田
今井俊二 小山
柳谷寛 ヘチマ
大東良 譲次
岩城力 竹さん
楠トシエ 梅香
多々良純 藤本寅之助
上田吉二郎 鬼鮫大五郎
大村文武 政吉
日尾孝司 
山本麟一 大岩
山東昭子 ルリ子
木川哲也 野々村
清川虹子 森岡信子
須藤健 秘書
菅沼正 事務官
神田隆 総務課長
愛川かおる 新妻
曽根秀介 中年男
沢彰謙 受付係
打越正八 当り屋の男
杉義一 酔客
関山耕司 マドロス
田川恒夫 ボーイ
天草四郎 親爺

解説

「天下の快男児 万年太郎」「天下の快男児 突進太郎」に続く太郎シリーズの第三作。「特ダネ三十時間 笑う誘拐魔 曲り角の女」の舟橋和郎の脚本を「特ダネ三十時間 笑う誘拐魔 曲り角の女」の若林栄二郎が監督した。撮影は「遥かなる母の顔」の三村明。

あらすじ

商船大学を丹念にも六年かけて卒業した太郎は別府航路の観光船で西海海運に就職する途上にあった。浮き浮きした気分は、甲板上でゴルフに興ずる令嬢をひやかしたり、酔客にからまれる芸者梅香を持ち前の正義感から助けたりしているうちに船は別府港へ。西海海運副社長室に通されて太郎は驚いた。副社長というのがゴルフの令嬢みどり、その傍らには総務部長の熊谷が控えていた。勝気なみどりと太郎は船上のゴルフひやかし事件から喧嘩、太郎は西海海運を飛び出し光海運に向った。その途中太郎は西海海運の小山と知り合い、加納社長が病身なのでみどりが副社長として頑張ってはいるが、光海運が土地のヤクザ鬼鮫一家を利用して悪辣な方法で、勢力を伸ばしていると聞いて再び西海海運に引返した。一風変った戸川船長のとりなしで、入社がかなった太郎は、朝汐丸というオンボロ貨物船に配属された。戸川船長はじめ、山田、竹さん、譲次、ヘチマ、小山と愉快なメンバーが揃っていた。太郎は戸川船長宅に下宿を決めた。戸川は幸子という一人娘と暮らしており、彼女は小山と恋人同士だった。熊谷部長はみどりと婚約の間柄でありながら、光海運社長藤本、鬼鮫一家と組んで西海海運乗っ取りを企んでいた。西海海運は不況を挽回するため資金調達が急務だった。みどりは熊谷とともに上京して通運省に助成金を申請することになった。熊谷は持株を担保に銀行の融資を進言していた。太郎は梅香の情報によって熊谷の正体を暴露、株の手放しを防いだ。そして太郎は通運省政務次官森岡女史から助成金を下させることに成功した。久し振りに朝汐丸の出航で西海海運は張り切った。これを知った藤本は、恋人幸子を太郎に奪われたと感違いしている小山を使って、朝汐丸に多数のヤクザを潜入させた。沖合で船を爆破するためである。朝汐丸は風前の灯であったが、迷いのさめた小山の機転と太郎の腕っ節に悪は一掃された。傷ついた小山を介抱する幸子の明かるい顔、太郎の笑顔も日本晴れであった。

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