男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

好色家族 狐と狸

  • こうしょくかぞくきつねとたぬき
  • ----
  • ----

amazon


  • 平均評点

    59.5点(16人)

  • 観たひと

    27

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    3

基本情報

ジャンル エロス
製作国 日本
製作年 1972
公開年月日 1972/9/6
上映時間 72分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督田中登 
脚本宮下教雄 
企画三浦朗 
撮影安藤庄平 
美術山本陽一 
音楽奥沢散策 
録音高橋三郎 
照明松下文雄 
編集鈴木晄 
助監督海野義幸 
スチール井本俊康 

キャスト

出演田中真理 タマ子
堺美紀子 宝田ユメ
高山千草 クラ子
小森道子 カネ子
原英美 キン子
山口明美 ギン子
久松洪介 貫太郎
甲斐康二 古田
木島一郎 高森
大月幹太 畑山
影山英俊 新川

解説

親がまだ死ぬ前から、子供たちがその財産分割で、欲の皮をつっ張らせて起こす大騒動を描く。脚本は「おんな天国 子だね貰います」の宮下教雄監督は「牝猫たちの夜」の田中登、撮影は「雨のヘッドライト」の安藤庄平。

あらすじ

宝田ユメには五人の娘がおり、現在は五女、タマ子と同居している。長女クラ子、次女カネ子、双生児の三女キン子、ギン子の四人は滅多に顔を見せたことはなかった。ところが、ユメがガンで数日の寿命と知った娘たちは続々と集って来た。というのも、ユメの時価二億円相当のダイヤの分配が気かかりだったからである。彼女らは、キン子を除いて、それぞれ、ひと癖も、ふた癖もありそうな男といっしょだった。クラ子は亭主の古田、カネ子は現在失踪中のヤクザの亭主の弟分高森、ギン子は彼女に夢中の畑山である。彼ら、彼女らはユメのダイヤの隠し場所を捜す一方、女房・亭主の陰でセックス・プレイを楽しむのだった。ところが娘たちの思惑とは裏腹に、ユメは食欲も旺盛で娘たちを驚かせる。やがて、ユメを診察したのがニセ医者で、ガンというのは誤診だったということが判明した。ところが、タマ子がユメに知らせに行くと、何とユメは布団の上で大往生をとげていた。強欲なユメは、ダイヤをオブラートに包んで飲んでいるうちに、窒息死したのだった。そのことに娘たちが気づいた時はすでに遅くユメの死体は火葬湯のカマの中へ入れられた後だった。

関連するキネマ旬報の記事

1972年11月上旬号

映画批評:好色家族 狐と狸

日本映画紹介:好色家族 狐と狸