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やくざと抗争

  • やくざとこうそう
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  • 平均評点

    60.4点(24人)

  • 観たひと

    42

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    6

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1972
公開年月日 1972/9/29
上映時間 93分
製作会社 東映東京
配給 東映
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督佐藤純彌 
脚本石松愛弘 
佐藤純彌 
原作安藤昇 
企画俊藤浩滋 
吉田達 
撮影稲田喜一 
美術北川弘 
音楽日暮雅信 
録音小松忠之 
照明大野忠三郎 
編集田中修 
助監督橋本新一 
スチール加藤光男 

キャスト

出演安藤昇 爆弾マッチ
堀田真三 小光
渡瀬恒彦 オートンの勝
藤竜也 フーテンの政
藤浩子 お栄
近藤宏 白木
森しげみ お八重
小林稔侍 桑田
武智豊子 やり手婆
沢彰謙 宝来屋
天津敏 大木戸
菅原文太 梅津
室田日出男 喜久沢
渡辺文雄 高橋
植田灯孝 毛利特高課長
藤山浩二 占部特高警部補
河合絃司 活動弁士
山岡徹也 柏原
久保一 金井
佐藤晟也 大木戸組々員
土山登志幸 大木戸組々員
伊達弘 大木戸組々員
滝島孝二 中盆
畑中猛重 板野
青木卓司 吉川
佐川二郎 坂本
相馬剛三 刑事
花田達 刑事
須賀良 不良学生
三浦忍 不良学生
城春樹 不良学生

解説

昭和七年頃、新宿の盛り場を舞台に雑草の様に生き、“爆弾マッチ”と呼ばれた実在の愚連隊の半生を中心に当時のやくざ、愚連隊の実態を実録的に描く。原作は主演の安藤昇自身が『アサヒ芸能』に連載中の小説『極道一代・やくざと抗争』の映画化。脚本は「無宿人御子神の丈吉 牙は引き裂いた」の石松愛弘、監督は脚本も執筆している「ギャング対ギャング 赤と黒のブルース」の佐藤純彌、撮影は「不良番長 のら犬機動隊」の稲田喜一がそれぞれ担当。

あらすじ

昭和初期、帝国陸軍が満州平野へ侵入した頃、新宿で通称爆弾マッチ、舎弟分のオートンの勝、フーテンの政、小光らの愚連隊が羽振りをきかせていた。ある日、過激左派党員の三人が銀行を襲い逮捕された。実はこの三人、政界の黒幕高橋にそそのかされたのだが、過激左派党を壊滅せんと特別高等警察と高橋が仕組んだとは知らなかったのである。また、この事件で使用された拳銃が以前、マッチの所有していたものだと判明マッチは捕えられ、リンチを受ける。しかし証拠は得られず釈放となった。マッチには娼婦のお栄という恋人がおり、足抜きをさせるのには三百円がどうしても必要だった。ところが大木戸一家の賭場であり金取られてしまい、一計を案じたマッチ、オートン・フーテンたちは自分達で賭場を開くことにする。しかし、黙っている大木戸ではなかった。早速、代貸梅津らを賭場へ指し向け、つぶしてしまった。怒り狂ったマッチは梅津目がけてドスで斬りかかるが、逆に片腕を斬られてしまう。梅津はその足で警察へ自首。数ヵ月後、梅津が出所、その放免祝いの席上に殴り込んだマッチだったが、傷が痛みだし、その場に倒れてしまう……。その後、マッチは命の恩人の梅津と義兄弟の契りをかわし大木戸のやっかいになった。第二回普通選挙。ある立会演説会場で、大木戸組の押す柏原と、無産者同盟の白木が火花を散らす演説が行われていた。白木は以前、傷ついたマッチを看病したことがあり、お栄とも親しい間柄だった。突然、その白木の事務所に大木戸狙が殴り込み、丁度居合せたお栄を死なせてしまった。やがて白木が当選。マッチは白木の家で初めてお栄の死を聞かされる……。そこへ梅津が突び込み、白木を刺し殺し、自らもドスを腹に突き刺し死んでしまう。数日後、ある寺の本堂。祭壇に飾られている梅津の写真。大木戸組の面々が並び、高橋が厳かに弔辞を読み上げている。その高橋目がけて、マッチがドスを持って突進、崩折れる高橋。マッチは若い衆たちに押し包まれドスで突き刺されるが、最後の力をふりしぼって大木戸に飛びかかり、ドスを突き刺す。二人は重なりあって倒れた……。

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