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徳川セックス禁止令 色情大名

  • とくがわせっくすきんしれいしきじょうだいみょう
  • The Erotomaniac Daimyo
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  • 平均評点

    66.6点(74人)

  • 観たひと

    136

  • 観たいひと

    12

  • レビューの数

    18

基本情報

ジャンル エロス / 時代劇
製作国 日本
製作年 1972
公開年月日 1972/4/26
上映時間 89分
製作会社 東映京都
配給 東映
レイティング R-18
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督鈴木則文 
脚本掛札昌裕 
鈴木則文 
企画天尾完次 
撮影増田敏雄 
美術雨森義允 
音楽荒木一郎 
照明中山治雄 
編集神田忠男 
助監督依田智臣 
スチール諸角義雄 

キャスト

出演杉本美樹 清姫
三原葉子 藤浪
女屋実和子 梅乃
池島ルリ子 
城恵美 お美代
衣麻遼子 お艶
名和宏 小倉忠輝
殿山泰司 米津勘兵衛
山城新伍 源太郎
渡辺文雄 博多屋
成瀬正孝 森田勝馬
大泉滉 沢木陣吾郎
那須伸太朗 桑原兵部
水城ゆう子 水城桃夕
川浪公次郎 榊原妥女
熊谷武 矢部嘉内
岡八郎 奥目の八
田中小実昌 徳川家斎
オードリー・クルーズ マハリヤ
サンドラ・ジュリアン サンドラ
鳳啓助 祝言を挙げる夫婦
京唄子 祝言を挙げる夫婦

解説

フランスのポルノ女優サンドラ・ジュリアンの東映作品出演二作目。江戸時代、唐島藩城主が、セックスの快感を独占すべく発令した“閨房禁止令”をめぐっての大騒動を描いた、艶笑喜劇。脚本は「喜劇 女売り出します」の掛札昌裕。監督は、脚本も担当している「女番長ブルース 牝蜂の挑戦」の鈴木則文。撮影は「まむしの兄弟 懲役十三回」の増田敏雄がそれぞれ担当。

あらすじ

時は十一代将軍徳川家斎治世の頃。家斎五十四番目の息女清姫が、九州唐島藩城主小倉忠輝に降嫁と決定した。ところが、この忠輝、三十四才にして格別の女嫌いで、すっかりノイローゼ気味。こんな状態で、初夜を向かえたが、清姫は無骨な忠輝にすっかり憤慨する。家老米津勘兵衛は、姫の機嫌を直す手段として、忠輝を女好きにする以外に方法が無い、と判断、博多屋に依頼する。秘事にたける博多屋は、フランス娘サンドラを献上する。彼女の煽情的な姿態とテクニックで忠輝は完全にセックスの虜となる。ある日城下を視察した際、セックスの快楽に浸っている庶民を見、我が身の窮屈さに大いに憤満を抱き、前代未聞の“閨房禁止令”を発令する。当然、違法者が続出し、毎日処刑が行われた。一方、責任を感じた清姫は、サンドラにテクニックを伝授してもらうが、いつの間にか互いに魅かれ合うのだった。その夜、博多屋の加虐に耐えかねたサンドラは他の異国人たちと博多屋を殺害する。無情の掟の前に、サンドラは、はりつけ、処刑されてしまう。忠輝は、深く反省。ようやく禁止令のおろかさを悟るのだった。かくして“閨房禁止令”は廃止され、城下の家々、田や畑は、睦みあう男女でいっぱいである。一方、忠輝は、目出たく清姫のもとに戻り、閨を共にするが、陶酔のうちに絶命する。

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1972年7月下旬号

映画批評:徳川セックス禁止令 色情大名