男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

怪談昇り竜

  • かいだんのぼりりゅう
  • ----
  • The Haunted Life of a Dragon-Tattooed Lass

amazon


  • 平均評点

    65.9点(48人)

  • 観たひと

    82

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    14

基本情報

ジャンル ホラー / エロス
製作国 日本
製作年 1970
公開年月日 1970/6/20
上映時間 85分
製作会社 日活
配給 ダイニチ映配
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督石井輝男 
脚本石井輝男 
曽根義忠 
企画児井英生 
佐々木志郎 
撮影北泉成 
美術佐谷晃能 
音楽鏑木創 
録音八木多木之助 
照明藤林甲 
編集井上治 
スチール浅石靖 

キャスト

出演梶芽衣子 立花明美
ホキ徳田 剛田藍子
佐藤允 谷正一
高樹蓉子 三井千恵
加藤嘉 三井丈太郎
大辻伺郎 
長弘 
砂塚秀夫 寛吉
大浜詩郎 真一
晴海勇三 信夫
桂小かん 久夫
水川国也 末吉
溝口拳 詩郎
青木敏夫 
土方巽 丑松
内田良平 山高帽の兄
青木伸子 女囚たちA
原田千枝子 女囚たちB
山辺信子 女囚たちC
牧まさみ 女囚たちD
大谷木洋子 女囚たちE
安部徹 土橋組組長
久遠利三 丸山
柳瀬志郎 川口
北上忠行 サブ
高橋明 
加原武門 剛田組組長

(C)日活

解説

昇り竜シリーズをモデルチェンジ、怪談と残酷を盛りこみ、エロチシズムを加え、新趣向で贈る第五作。脚本は曽根義忠と「監獄人別帳」の石井輝男の共作、石井輝男が監督。撮影は「昇り竜やわ肌開帳」の北泉成が担当。

あらすじ

関東立花一家二代目、立花明美は渡世の義理により、剛田組々長を狙っていた。双肌に竜の刺青もあざやかな明美が、剛田にドスを振った時、組長の妹・藍子が間に入り、誤ってその目を切った。娘の目から鮮血が散る。その時、娘の可愛がっていた黒猫が明美に飛びかかってきた。猫は娘の血を舐めまわしていた。その後、喧嘩のかどで服役した明美は夜毎、黒猫にうなされた。やがて三年の刑期を終え、明美は出所した。その頃、谷正一が立花の客分となった。ある日、子分の信夫が、目から血を吹き出し、猫の形相に変わってドスで明美に向ってきた。明美は何かの因縁で呪われ始めていた。猫にたたられた信夫は死体となって木にぶら下った。死体には竜の刺青を入れた子分を順番に呪い殺すと、印されていた。一方、浅草に廻ってきた芝居小屋では女手裏剣投げが人気を集めていた。立花組の庭場をねらう土橋は手裏剣女が明美を狙っていると聞き込み、利用しようとしたが、逆に女が土橋の所へ転がり込み、自分を養ってくれと上り込んでいた。女は明美に対する復讐心を燃やしていた。卑劣な土橋組のやり方に怒りを爆発させた谷と明美は、土橋組に殴り込み、土橋を刺し殺した。邪魔者の居なくなった頃、盲目の手裏剣女は明美に向って、自分は剛田の妹だと名乗り、兄の仇として明美に対決を迫ってきた。

関連するキネマ旬報の記事

1970年8月上旬号

映画批評:怪談昇り竜

1970年7月下旬号

日本映画紹介:怪談昇り竜