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幕末

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  • 平均評点

    63.2点(60人)

  • 観たひと

    115

  • 観たいひと

    9

  • レビューの数

    15

基本情報

ジャンル 歴史劇 / 時代劇
製作国 日本
製作年 1970
公開年月日 1970/2/14
上映時間 120分
製作会社 中村プロダクション
配給 東宝
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督伊藤大輔 
脚本伊藤大輔 
製作小川衿一郎 
撮影山田一夫 
美術伊藤寿一 
音楽佐藤勝 
録音野津裕男 
照明中山治雄 
編集阿良木佳弘 
スチル鈴木一成 

キャスト

出演中村錦之助 坂本竜馬
三船敏郎 後藤象二郎
仲代達矢 中岡慎太郎
吉永小百合 お良
仲谷昇 武市半平太
中村賀津雄 近藤長次郎
松山英太郎 新宮馬之助
神山繁 勝海舟
御木本伸介 桂小五郎
小林桂樹 西郷吉之助
片山明彦 中平寅之助
二木てるみ 中平三和
山形勲 山田広衛
長島隆一 池上多聞
大里健太郎 村嶋右之助
青山宏 弁斉
新田昌玄 沢木将司
山本学 千左右吉
奥田情 志田秀躬
田中浩 出石喜助
福本勇 城戸伝次郎
神木真一郎 新見衛
橋本仙三 安岡金馬
太田博之 三神太郎次
尾形伸之介 千葉重太郎
植田多葉子 才女万里
天田俊明 品川弥次郎
浅若芳太郎 牟田
安田隆 朽尾
成合晃 幾久
江原真二郎 三吉慎造
大辻伺郎 四十吉
保積ペペ 佐市
江利チエミ 小万
緋多景子 於福
高野宏美 おちよ
渡辺篤史 菅(士官)
沢井三郎 布施市之丞
中村時之介 伊東甲子太郎
香川良介 藤吉
香川桂子 乙女

解説

「徳川家康」の伊藤大輔が脚本、監督した歴史もの。撮影は「新選組(1969)」の山田一夫。

あらすじ

ある雨の日、不自由な足に下駄を引摺った一人の小商人が藩の上士・山田にぶつかり無礼討ちされた。土佐藩では士分以外に下駄は禁制。下士・中平は怪我人に下駄と雨傘を与えた親切があだとなり、「御法度破りの同類」として山田のために討ち果たされた。この一件は烈しく坂本竜馬の心魂を揺ぶり故郷の土佐を脱藩させた。江戸を訪れた竜馬は、かつて剣の腕を磨いた千葉道場に落着いた。千葉は時の幕府海軍奉行、勝海舟を開国論者の先鋒とみて、嫌っていた。しかし、竜馬は海舟を邸に訪ね、立場こそ違え互に国を愛し、国を憂うる心に違いないことを知った。ちょうど、勤王倒幕の雄藩、薩・長二藩の主導権争い激しき折りだった。慶応元年。竜馬は長崎に「社中」を創設し海運業に乗りだした。だが、竜馬は海運業に携わるよりも、中岡と共に薩・長二藩連合のために奔走する方が多かった。その留守を預る近藤が「社中」規約違反の廉で詰腹を切らされ、中岡は同志のケチな差別根性を嚇怒した。同正月二十日。竜馬は長州の桂と薩摩の西郷との間を周旋して、ついに両藩積年の確執と反目を解消させた。だが、それと同時に竜馬は幕吏に狙われるところとなり、お良と結婚したものの安住の地はなかった。が、幕威に比し薩・長二藩の実力は伸長していた。この現実に周章したのは公武合体論の士佐藩だった。土佐藩家老後藤象二郎は竜馬に助言を求めた。竜馬は「将軍慶喜をして大政を奉還せしめる」ことを説いた。慶応三年十月十五日“朝廷勅して大政奉還の請願を許す”その頃、竜馬は河原町通りの醤油商・近江屋に下宿。十一月十五日、風邪の見舞に来た中岡と竜馬は「新政府綱領八策」について議論した。刺客が疾風の如く躍り込りこんで、二人の生命を奪い去ったのは、その最中だった。時に竜馬三十三歳、中岡三十歳であった。

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