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団鬼六 花嫁人形

  • だんおにろくはなよめにんぎょう
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  • 平均評点

    55.2点(11人)

  • 観たひと

    16

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    5

基本情報

ジャンル エロス
製作国 日本
製作年 1979
公開年月日 1979/10/6
上映時間 70分
製作会社 にっかつ
配給 にっかつ
レイティング R指定
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督藤井克彦 
脚本いどあきお 
原作団鬼六 
企画奥村幸士 
製作八巻晶彦 
撮影水野尾信正 
美術川船夏夫 
音楽本間良博 
録音酒匂芳郎 
照明直井勝正 
編集山田真司 
助監督児玉高志 
スチール目黒祐司 
緊縛指導浦戸宏 

キャスト

出演倉吉朝子 仁科理恵
志麻いづみ 曽根崎典子
宇南山宏 曽根崎浩三
中原潤 江口達夫
草薙良一 村越
庄司三郎 村越の仲間
大平忠行 村越の仲間
佐藤了一 村越の仲間
高山千草 アパート管理人
北川レミ サボテンのママ

解説

SMの世界にのめりこんだ少女と、彼女をそこから助けだそうとする一人の男の姿を描く、谷ナオミ引退後、初のSM作品。団鬼六の原作の映画化で脚本は「女教師 汚れた噂」のいどあきお、監督は「レイプショット 百恵の唇」の藤井克彦、撮影は「スーパーGUNレディ ワニ分署」の水野尾信正がそれぞれ担当。

あらすじ

江口達夫はあるろう人形館で拷問情景に見入る少女にひかれた。少女は仁科理恵といい、村越という男に騙され、金で売られ妾奉公をさせられていた。彼女の主人、曽根崎浩三はSM嗜好があり、妻の典子とも、そのため冷たい夫婦関係を続けており、浩三のハケ口、理恵の存在も黙認されている。今日も理恵は、花嫁姿で宙吊りにされ、バイブレーターで、鞭で、白い肉体をもて遊ばれていた。ある日、浩三は、理恵を追い続け、窓の下にたたずむ江口を見つけ部屋へ誘った。江口は部屋に入って驚いた。浩三の前に、全裸でひざまづき、緊縛されるのを待つ理恵の姿があった。江口を見て羞恥に身を震わす理恵を、その日の浩三は特に念入りに訓練した。ショックを受けた江口は浩三へ復讐を決意する。江口は典子を浩三の山荘へ連れこみ、全裸で縛りあげ、犯し、あらゆる道具で責めた。そして、典子の体を満足のいくまで愉しむと浩三に電話をして、理恵との交換を持ちかけた。山荘で交換が行なわれたが、理恵の顔には自由になった喜びのかけらもなかった。彼女は身も心もSMの虜となっていた。理恵は、虚ろな表情で花嫁人形を口ずさみ、縛られるのを待つように、両手を背中に廻し、首を垂れ、次の主人をむかえるようにひざまづくのであった。

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