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夜叉ヶ池

  • やしゃがいけ
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  • 平均評点

    64.0点(80人)

  • 観たひと

    112

  • 観たいひと

    8

  • レビューの数

    16

基本情報

ジャンル ドラマ / ファンタジー
製作国 日本
製作年 1979
公開年月日 1979/10/20
上映時間 124分
製作会社 松竹
配給 松竹
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督篠田正浩 
脚本田村孟 
三村晴彦 
原作泉鏡花 
製作杉崎重美 
富沢幸男 
中川完治 
撮影小杉正雄 
坂本典隆 
美術粟津潔 
朝倉摂 
横山豊 
音楽富田勲 
録音平松時夫 
照明飯島博 
編集池田禅 
山地早智子 
助監督熊谷勲 
スチール赤井博且 
特殊撮影矢島信男 
特殊美術アトリエ・カオス 
合成デン・フィルム・エフェクト 
特殊美粧竹村浩二 
振付竹邑類 

キャスト

出演坂東玉三郎 百合
坂東玉三郎 白雪姫
加藤剛 萩原晃
山崎努 山沢学円
丹阿弥谷津子 湯尾峠の万年姥
井川比佐志 鯉七
常田富士男 蟹五郎
石井めぐみ 木の芽峠の山椿
古田正志 鯖江太郎
佐藤和男 虎杖の入道
阿藤海 十三塚の骨
浜村純 影法師
浜村純 鐘つき弥太兵衛
三木のり平 鯰入
山谷初男 与十
高山真樹 与十の女房
西願由美 与十の娘
小林トシ江 村の女
田中筆子 老姿
南原宏治 鹿見宅膳
安部徹 権藤管八
矢崎滋 斉田初雄
金井大 畑上嘉伝次
唐十郎 伝吉
大前均 小鳥風呂功
金田龍之介 穴隈鉱蔵

解説

山麓の鐘を日に三度つかなければ、夜叉ヶ池に封じ込められている竜神が暴れだすという言い伝えを破ったために、竜に村を滅ぼされてしまうという幻想と伝説の世界を描く泉鏡花の戯曲の映画化で、脚本は「十八歳、海へ」の田村孟と三村晴彦の共同執筆、監督は「はなれ瞽女おりん」の篠田正浩、撮影は「雲霧仁左衛門」の小杉正雄と「九月の空」の坂本典隆がそれぞれ担当。

あらすじ

越前・三国嶽の山中、竜神が封じ込められているという夜叉ヶ池の傍に、萩原晃と妻の百合が住んでいた。未曽有の陽照りが続いていた夏のある日、二人の住む村に一人の男が訪れた。男は山沢学円という学者で、一昨年の夏、親友が国々に伝わる不思議な物語を集めようと東京を旅立ち、そのまま行方が知れなくたったと百合に話す。その男が夫、晃と察する百合。二人の話を立ち聞きした晃は学円の前に出て、ここに落ちついた訳を語る。晃は夜叉ヶ池を見ようと谷に入り、そこで五十年間鐘をつき続けて来た老いた鐘楼守弥太兵衛に会い、鐘にまつわる不思議な話を聞いた。「昔、人と水が戦って、この里が滅びようとした時、越の大徳、泰澄が行力で竜神を夜叉ヶ池に封じ込んだ。竜神は、自分は自由を求める気持が強いのだから、鐘を作って毎昼夜三度ずつ鳴らし、決して池から出ないという約束を思いおこさせてほしいと云って水底に沈んだ」という。その日弥太兵衛は死んだ。鐘をつかないと竜が暴れだすという話に耳を貸さない村人たち。そのとき、美しい百合と知り合った晃は第二の弥太兵衛になることを決心したのだ。晃は学円を夜叉ヶ池に案内する。夜の闇に、化け物の数々が出て歌い騒り出す人間とは別の世界の夜叉ヶ池。池の主白雪姫は、剣ヶ峰、千蛇ヶ池の若旦那に想いを寄せていたが、飛び出せば村を水びたしにするため、先祖以来の人間との堅い約束に縛られていた。鐘の音さえなくなればと口借しがる姫。今にも飛び出さんと思うが、晃と百合のために思いとどまる。一方人間世界では、百合の叔父の悪神官が雨乞いのために村一番の美女百合をいけにえにするとひきつれて行った。百合は自らのどを突いて死んだ。絶望した晃は鐘をつかず、撞木の縄を切った。雷鳴がとどろき、黒雲が夜叉ヶ池を覆い、大津波がおし寄せて村は一瞬のうちに全滅した。自由になれたことを喜ぶ姫。月光がさす水底の巨鐘に、晃と百合の平和なたたずまいが見え、合掌する学円の姿も見えた。

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