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トラック野郎 熱風5000キロ

  • とらっくやろうねっぷうごせんきろ
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  • 平均評点

    65.6点(64人)

  • 観たひと

    113

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    15

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1979
公開年月日 1979/8/4
上映時間 106分
製作会社 東映東京
配給 東映
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督鈴木則文 
脚本掛札昌裕 
中島信昭 
鈴木則文 
企画天尾完次 
高村賢治 
撮影中島芳男 
美術桑名忠之 
音楽木下忠司 
録音林鉱一 
照明山口利雄 
編集鈴木宏始 
助監督新井清 
森光正 
スチル加藤光男 

キャスト

出演菅原文太 星桃次郎
愛川欽也 松下金造
せんだみつお 桶川玉三郎
小野みゆき 西沢夏
前川清 滑川
志賀勝 蟹沢
山田吾一 藤村鯉太郎
由利徹 写真屋
南利明 平田
二宮さよ子 立城はる恵
笑福亭鶴光 はったり忠助
沢田浩二 うそ節源太
団巌 ジャイアント馬力
幸英二 手塚
清水昭夫 笹岡
亀山達也 田上
宮地謙吾 藤森
相馬剛三 山田
奈辺悟 等々力
たこ八郎 たこ八
沢木寿里 草野素子
須賀良 黒姫丸
宮城健太郎 アルプス特急
城春樹 小布旋丸
司裕介 追分仁義
吉宮慎一 伊那勘
宮崎靖男 哥磨
春川ますみ 松下君江
酒井克也 松下幸之助
桜庭一成 松下幸次郎
大久保和美 松下美智子
大蔵あかね 松下華子
木村雄 松下幸三郎
石井ひとき 木下サヤ子
中村太郎 松下幸四郎
小椋基広 松下幸五郎
石井旬 松下幸六郎
亜湖 テル美
マリア茉莉 アケ美
相川京子 イサ美
城恵美 ナオ美
相内和枝 マス美
比良元高 マネージャー
三谷昇 小林実
村松美枝子 小林淑子
土佐一太 代行社社員A
浅見小四郎 代行社社員B
酒井美沙 マリ子
吉川潤子 ミドリ
桐原信介 砂利政
青木茂 ダンプ野郎A
大辻慎吾 ダンプ野郎B
小谷浩三 ダンプ野郎C
本田陵 ダンプ野郎D
高月忠 農夫
広京子 その若女房
土山登士幸 船員
エル・シャトル エミ
エル・シャトル ユミ
大熊なぎさ 小林陽子
工藤堅太郎 小林太一
松本ちえこ 藤村恵子
金田龍之介 日疋重蔵
地井武男 ノサップの勝
大木悟郎 警官
山田光一 飴売り

解説

おなじみ、一番星の桃次郎、ジョナサン、玉三郎のトリオが活躍するシリーズ九作目の今作のマドンナには、化粧品CM“燃えろ、いい女”で人気の小野みゆきがむかえられた。脚本は「トラック野郎 一番星北へ帰る」の掛札昌裕、同作の中島信昭、同作の鈴木則文の共同執筆、監督も同作の鈴木則文、撮影は「喧嘩道 けんかみち」の中島芳男がそれぞれ担当。

あらすじ

桃次郎、遠くに浅間山を見ながら疾走していると、パトカーがやってきて停車を命令。桃次郎は当て逃げの犯人と間違われたのだ。被害者である西沢夏の野性美に見とれる桃次郎だが、当て逃げなんて、まったく覚えがない。結局、桃次郎が腹痛のとき頼んだ代走屋の仕業と分った。一方、玉三郎は、塩尻近くのドライブイン藤村食堂で、そこの娘恵子のハートを射止め婿養子になるといって働いていた。善光寺にやって来た桃次郎とジョナサン、そこで、娘の陽子が迷子になったと捜し廻る仲間のトラック野郎小林(通称・安曇野)と出会う。三人は陽子を見つけてホッとする。ジョナサンは、子供部屋の増築費を稼がなければならず、安曇野のすすめで、木曽運送の材木輸送に切りかえる。数日後、藤村食堂で寝ころんでいた桃次郎に、ジョナサンが大怪我との知らせが入り、玉三郎と共に、取るものも取りあえず木曽へ向かった。哀れな姿で寝ているジョナサンに代って桃次郎が仕事を引き継いだ。木曽運送のトップドライバー、ノサップと二人で山の中を往復する。ところが、木曽運送の娘があの夏だった。桃次郎の腕を見込んでずっと働いてくれという夏に、女に使われるのはまっぴらと断るが、どぶろくの呑みくらべで決着をつけようということになり、桃次郎は負けてしまう。翌日、夏とノサップが牛の乳絞りをしていると、桃次郎、何を勘違いしたのかノサップに飛びかかっていき、格闘となり、壮絶な戦いは勝負がつかず、最後は、どちらともなく笑いあう二人。その頃、安曇野が材木の下敷きになって死んでしまった。桃次郎はひとりぼっちの陽子を母はる恵の元へ届けるが、彼女は陽子を引き取ろうとしない。桃次郎は陽子を連れて木曽へ戻った。怪我の直ったジョナサンは川崎の家に帰ると、ベニア板の粗末なものだが、子供部屋が増築されており、大感激。玉三郎は、食堂の売り上げアップのために、安物のインベーダーを仕入れ、故障の続出で食堂をお払い箱となってしまった。夏はノサップの持っていた子供時代の写真から、彼が、幼ない頃、北海道の開拓村にいた時の命の恩人、黒田勝也と知る。勝也は、木曽運送の社長、重蔵が大企業と手を組んで、開拓村の人人を貧乏に追いやった張本人ということで、怨み続けていた。夏は両親に死なれ施設にいる自分を引き取ってくれた重蔵がそんな悪人とは思えなかった。数日後、重蔵一世一代の大仕事の山出しの日、桃次郎が先頭を走っていると、勝也がダイナマイトを仕掛けて待っていた。そして、重蔵の全財産は一瞬のうちに木端みじんとなってしまった。一方、ジョナサンから、故郷の石垣島に帰ろうとするはる恵が後悔していると電話が入った。桃次郎は陽子を乗せて車を飛ばした。車は出船寸前に間に合った。はる恵は陽子をしっかりと抱きしめる。桃次郎の顔は、命より大事な荷を届けた喜びに溢れていた。

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