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水戸黄門(1978)

  • みとこうもん
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  • 平均評点

    57.8点(66人)

  • 観たひと

    95

  • 観たいひと

    0

  • レビューの数

    18

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1978
公開年月日 1978/12/23
上映時間 88分
製作会社 東映京都
配給 東映
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督山内鉄也 
脚本葉村彰子 
原案葉村彰子 
企画葉村彰子 
高岩淡 
製作西村俊一 
郡進剛 
森誠一 
神先頌尚 
杉本直幸 
撮影増田敏雄 
美術佐野義和 
音楽木下忠司 
録音溝口正義 
照明増田悦章 
編集河合勝巳 
助監督俵坂昭康 
スチール中山健司 

キャスト

出演東野英治郎 水戸光圀
里見浩太朗 佐々木助三郎
大和田伸也 渥美格之進
中谷一郎 風車の弥七
高橋元太郎 うっかり八兵エ
栗原小巻 由美
ハナ肇 贋黄門
植木等 贋助
谷啓 贋格
遠藤太津朗 黒部八太夫
富田仲次郎 権蔵
汐路章 丑蔵
伊藤洋一 三吉
稲葉義男 笹屋喜兵衛
谷幹一 源助
正司歌江 お松
正司照枝 お竹
正司花江 お海
加藤嘉 太兵衛
吉田正志 若者
安部徹 村井主水
川合伸旺 高坂半九郎
深江章喜 鬼頭源心
牧冬吉 源心の配下
武内亨 前田綱紀
鮎川いづみ 百合の方
児玉田美代 松千代
吉岡安彦 新之助
島田秀雄 茶坊主
東野英心 下曽根金三郎
浜田寅彦 用人
和田浩治 鶴来源八郎
山口いづみ 志保
竹脇無我 石川隼人
三船敏郎 奥村作左衛門
ナレーション芥川隆行 

解説

東映での映画化十七回目の今回の「水戸黄門」は、人気テレビ・シリーズのしギュラーキャストをそのままスクリーンに起用したもので、加賀百万石のお家騒動の解決に乗り出す黄門一行の活躍を描く。原案・脚本は葉村彰子、監督は「祇園祭」の山内鉄也、撮影は「日本の首領 完結篇」の増田敏雄がそれぞれ担当している。

あらすじ

水戸黄門が悠々自適の生活を送っている常陸の国西山荘の近くで、二人の武士が黒覆面の一団に襲われていた。通りがかった風車の弥七が、そのうちの一人を救った。西山荘に担ぎこまれた若侍の胸には豊かなふくらみが……実はその若侍は、加賀百万石前田家城代家老奥村作左衛門の息女由美であった。由美の話によると加賀百万石は次席家老村井主水の悪企みで、お家騒動の渦中にあり、黒覆面は主水の放った刺客とのことである。村井は城主前田綱紀の愛妾百合の方が自分の妹であることから、その子松千代を立て、嫡子新之助を廃し、加賀百万石を握ろうとしていた。話を聞いた黄門一行は、加賀藩を救いに出発した。越後へさしかかった黄門一行は、とある旅篭に“水戸御老公様御宿”と書かれた看板を見た。何とニセ黄門の逗留である。悪気のないことから、ニセ黄門一行を許し、さらに敵の目をくらませるために江戸に向かわせた。一方、国許では、綱紀の江戸からの帰国を真近に控え村井一派が最後のツメに入っており、しかも奥村に心を寄せていた石川隼人が村井に寝返ってしまった。いよいよ、帰国した綱紀お目見えの日、作左衛門、由美、黄門一行も奉納の御神乗太鼓一行に変装して城内へ潜入する。綱紀の前にズラリと居並ぶ家臣達。家臣を代表して口上を述べる主水。“新之助君病弱故、お家のため、松千代君こそ御跡目にふさわしき御方と家臣一同願っております”家臣一同平伏する中、村井に寝返っていたはずの石川隼人が一人頭を上げ、凛とした声で、“松千代君を推すはお家のためにあらず、加賀百万石を手中にせんとする陰謀なり。汝等に加担したと見せかけたはその企みを知るためなり”最早これまでと太刀を抜いて切りかかる村井一派。繰り広がる大乱闘。突如、轟き渡る御神乗太鼓に乗って現われいでた助さん、格さん、弥七、御老公。「静まれ! この紋所が眼に入らぬか! ここにおわすをどなたと心得る。畏れ多くも前の副将軍水戸光圀公にあらせられるぞ、控えい!控えい!」助さん、格さんの大活躍で無事、事件解決。幸せそうな隼人と由美、そして作左衛門らに別れを告げ、黄門一行は加賀を後にした。

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