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炎の舞

  • ほのおのまい
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  • 平均評点

    56.2点(33人)

  • 観たひと

    47

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    10

基本情報

ジャンル 文芸 / ラブロマンス
製作国 日本
製作年 1978
公開年月日 1978/12/16
上映時間 96分
製作会社 ホリ企画制作
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督河崎義祐 
脚本山田信夫 
渋谷正行 
原作加茂菖子 
企画黒須孝治 
製作堀威夫 
笹井英男 
製作者補金沢博 
撮影萩原憲治 
美術坂口武玄 
音楽佐藤勝 
録音高橋三郎 
照明川島晴雄 
編集鈴木晄 
助監督中川好久 
スチル中尾孝 

キャスト

出演山口百恵 きよの
三浦友和 拓治
細川俊夫 久坂宗道
木暮実千代 久坂玉乃
能勢慶子 あやの
荒木道子 吉井ちか
岡本達哉 吉井秀治
金沢碧 野原泰子
佐藤仁哉 則義
有島一郎 小島

解説

百恵・友和のコンビによる文芸シリーズ第九作目の今回は、太平洋戦争を背景に、狂おしいまでの激しい愛に生き、そして殉じた女と男を描く。原作は加茂菖子の「執炎」で、一九六四年に日活で蔵原惟繕監督、浅丘ルリ子、伊丹一三主演で映画化されている。今作品は、脚本は「不毛地帯」の山田信夫と渋谷正行の共同執筆、監督は「残照」の河崎義祐、撮影は「果てしなき絶頂」の萩原憲治がそれぞれ担当している。

あらすじ

水産学校を卒業した拓治は、山の奥に住む平家の落人村の娘、きよのと古い因習を破って結ばれた。しかし、二人の新婚生活は、戦争のために中断をよぎなくされた。戦局は激しくなり、拓治も負傷して送還されてきた。右足の損傷により、生命の危険にさらされた拓治は、きよのの看護で奇蹟的に回復した。水入らずで闘病生活をする二人に笑顔が戻ってきた。拓治は昔ながらの体力を取り戻し、二人は狂ったように愛を確かめあっていた。そんな時、またしても拓治に赤紙が舞いこんだ。拓治を送りだす日が来た。愛蔵の能面をつけて舞うきよのの姿は、きよのの執念の叫びであった。拓治は出征した。きよのは拓治の思い出を抱いて、凍てついた山道にお百度を踏んだ。疲労から倒れたきよのは、こんこんと眠りつづけた。しかし、拓治は南の海に散華した。やがて意識を回復したきよのは、仏壇の拓治の写真を見て全てをさとり、黒髪を切り仏壇に供えて、拓治の命を奪った海に静かに身を沈めるのだった。

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