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激殺!邪道拳

  • げきさつじゃどうけん
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  • 平均評点

    63.2点(5人)

  • 観たひと

    10

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル アクション
製作国 日本
製作年 1977
公開年月日 1977/2/11
上映時間 94分
製作会社 シネシンク
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督野田幸男 
脚本長田紀生 
企画ヘンリー上田 
千葉真一 
撮影勝木勝夫 
マス小野 
音楽小谷充 
スチル渡部厳 
製作宣伝小田和治 

キャスト

出演千葉真一 無音笛
志穂美悦子 梨花
クンシ・ヴライ 大金
鹿村泰祥 サムワン
ナウラ・ユタナン ナンタナ
ラウ(劉雅英) エミー
方圓 陳坤漢
ムアング・アポロ 南宮
ヤン・スー ネパール
ソムジット・サプスムルイ 老母
ピーター陳 乞食の子供ドトイ
栗原敏 五神打A
春田二三夫 五神打B
片山小源太 五神打C
古賀弘文 五神打D

解説

空手道場の師のあだをうつため同僚と対決。瀕死の重傷を負うが、不思議なタイ娘の神秘的な笛の音と電気メカ治療によって、サイボーグとなり活躍する主人公を描く。脚本は「犬神家の一族」の長田紀生、監督は「東京ふんどし芸者」の野田幸男、撮影は「徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑」の勝木勝夫とマス小野がそれぞれ担当。

あらすじ

少年時代を武闘家・陳坤漢に育てられた無音笛は、陳を父親のように思っていた。陳師は、恵まれない孤児や貧民窟の子供たちのために、私財を投げうってバンコック郊外に空手道場を開いていた。数年後、修業と鍛練の日々を送った無音笛は、同僚サムソンとともに、陳の高弟子として道場を盛り上げていた。そんなある日、陳は、サムソンの手にかかり殺されたのであった。師を殺したサムソンを追いつめた無音笛は対決を迫った。しかし、麻薬を使うサムソンの肉体は限りなく強く、無音笛の技も及ばなかった。無音笛は瀕死の重傷を負ってしまった。意識を失った無音笛は、数カ月後、不思議なタイ娘・梨花に救われ、神秘的な笛の音と奇妙な電気メカ治療で奇跡的に体力を回復する。その頃、バンコック市内では、麻薬シンジケートが暗躍していた。麻薬捜査官の小金は、ボスの正体を探るためシンジケートに潜入していた。しかし、麻薬を買い付けに来た大金を助けたことから身元がバレてしまう。小金によって一死を報いた大金は、小金の母親のもとで傷をいやした。そして、その時、二人が兄弟であることがわかる。一方、サムソンを追う無音笛もアジトを探り市内へとやって来ていた。数日後、無音笛が復讐を誓った時、電気マシンが、筋肉と反射神経を刺激し、彼を異常な肉体のもちぬしにする。そして、凶器と化した腕や脚は、麻薬シンジケートのボス・サムソンとその一味を超人的な闘技でやっつけるのであった。そして、アジトを探り出した無音笛と小金は、ここで以外な事実を知った。それは、死んだはずの陳が実は、シンジケートの大ボスとして生きていたのである。だまされていたことに気がついた無音笛は、サムソン、それに恩師であった陳に怒りの鉄拳を浴びせる。もはや無音笛が無敵となった時、彼の心臓と脳は激しいショックに絶えきれない程犯され、秘薬の常用を免れなくなっていた。

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1977年3月下旬号

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