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まむしの兄弟 二人合わせて30犯

  • まむしのきょうだいふたりあわせてさんじゅっぱん
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  • 平均評点

    67.6点(26人)

  • 観たひと

    49

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    3

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1974
公開年月日 1974/3/1
上映時間 93分
製作会社 東映京都
配給 東映
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督工藤栄一 
脚本鴨井達比古 
企画橋本慶一 
撮影わし尾元也 
美術井川徳道 
音楽広瀬健次郎 
録音荒川輝彦 
照明中山治雄 
編集宮本信太郎 
助監督牧口雄二 
スチール諸角義雄 

キャスト

出演菅原文太 まむしの政太郎
川地民夫 不死身の勝
東三千 ジュン
三島ゆり子 花江
女屋実和子 洋子
三宅くにこ 尾沢弥生
松村康世 尾沢恵子
道井和仁 尾沢敏彦
北村英三 吉川
東龍子 あや
菅貫太郎 本間忠雄
渡辺文雄 塚本
成田三樹夫 加賀
有川正治 谷岡
成瀬正孝 若倉浩一
松平純子 浅川みゆき
川谷拓三 刑事
藤ひろ子 婦人警官
平参平 運転手
汐路章 商社の営業部長
丘路千 加賀組々員
片桐竜次 加賀組々員
笹木俊志 塚本の若い衆
木谷邦臣 塚本の若い衆

解説

“まむしの兄弟”シリーズ7作目。まむしのような粘着力を持ち、クソ度胸と腕力は抜群だが、お人好しでへマばかりしている二人組が暴力団を相手にしての活躍を描く。脚本は「女番長 感化院脱走」の鴨井達比古、監督は「やくざ対Gメン 囮」の工藤栄一、撮影は「学生やくざ」のわし尾元也がそれぞれ担当。

あらすじ

久し振りに出所した政太郎ことゴロ政と、ゴロ政を迎えに来た舎弟分の勝の二人は、神戸・新開地に舞い戻った。新開地は、新興やくざの加賀組が勢力を誇っており、見むきもされないゴロ政と勝は、腹いせに組長加賀の経営する高級クラブで大暴れした末に、チンピラたちに掴まってしまった。だが二人は、不良少女ジュンに救出された。一人ぼっちのジュンは、男になりたいばかりに、まむしの兄弟を救い、その代りに五分の兄弟分としてまむしの仲間に加えてもらおう、という魂胆だった。翌日、ジュンを仲間に入れたまむしの兄弟が、加賀組への復讐戦の作戦を練っているところへ、加賀組の本家・神童会幹部・塚本が現われた。その塚本は以外にも勝を捜しに来たのだった。というのは、勝の本名は尾沢勝彦といい、三歳の時両親と離れ離れになったのだが、現在、彼の父は死亡してはいるが母の弥生が大へんな資産家で、病弱な彼女は是非我が子に会いたがっているとのことだった。勝はゴロ政に引率してもらい恐る恐る弥生に会った。親子の対面に感激したのは勝よりもむしろゴロ政だった。ゴロ政は勝のたっての頼みでしばらく居候することにした。だが、この話には裏があった。弥生の財産に目をつけた塚本は、勝に遺産を継がせてから、騙し取ろうとしていたのだ。ところが、弥生の体力か徐々に回復してきたのに慌てた塚本は、邪魔なゴロ政を尾沢家から追い出し、弥生を注射で殺そうとした。塚本の不穏な動きを察知した勝は、弥生を車椅子に乗せて逃げ出し、新開地へまぎれ込んだ。ここでもジュンが大活躍して追手をまいた。しかし、翌日ゴロ政、勝、弥生、ジュンが隠れている家を、加賀組が包囲した。ゴロ政と勝はジュンが弥生を連れ出している間に、大暴れをしてカモフラージュしたが、執拗な加賀組の追跡で、ゴロ政が駈けつけた時にはジュンは倒れていた。美しい少女のように笑みを浮べて息絶えるジュンを残して、ゴロ政と勝はショット・ガンを握りしめ、日本刀を振りかざして、加賀組の事務所へ突入していった。

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