男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

卒業プルーフ

  • そつぎょうぷるーふ
  • ----
  • ----

amazon


  • 平均評点

    49.7点(9人)

  • 観たひと

    13

  • 観たいひと

    0

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1987
公開年月日 1987/11/28
上映時間 105分
製作会社 フラミンゴ・ビュー・カンパニー
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ カラー/スタンダード
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督牛山真一 
共同監督小中和哉 
脚本秋場由美 
山本英史 
牛山真一 
鶴見辰吾 
小中和哉 
企画丹羽多聞 
プロデューサー鶴見辰吾 
撮影近森眞史 
美術近藤成之 
音楽松本孝浩 
主題歌比企理恵:(「ENDLESS」)
水口馨:(「IN THE WIND」)
児島未知留:(「DEAR MY SEASON」)
録音辻健太郎 
照明池田潤一 
編集富宅理一 
助監督山本英史 
スチール小野直人 

キャスト

出演児島未知留 里見千秋
比企理恵 熊本葉子
宮田恭男 楠木有人
植松倫樹 片桐雄大
水口馨 ジョニー
青島健介 本城勝利
永田豪史 神野高史
麻生肇 佐藤竜介
伊藤康臣 志方善幸
麻木久仁子 山岸美保
寺田農 学生部長
鈴木ヒロミツ 大学職員
関根勤 鬼頭教官
湯本ひろゆき パーティ司会者

解説

大学卒業を控え、カンニングの発覚したグループとプロムに向かうグループそれぞれの青春群像を描く。俳優・鶴見辰吾の初プロデュース作品で、脚本は秋場由美、山本英史、牛山真一、鶴見辰吾、小中和哉の共同執筆。監督はこれが第1回作品となる牛山真一、共同監督は「星空のむこうの国」の小中和哉、撮影は近森眞史がそれぞれ担当。

あらすじ

聖ヨーク大学の卒業記念ダンスパーティ(プロム)を間近に控えて千秋は悩んでいた。パーティに誘ってくれた片思いの彼から電話がかかってこないのだ。その上、これまでいい友達だった有人と高史から、強引にデートを迫られる。2人にしてみれば、卒業すればバラバラになってしまうという思いがあり、強引になっているのだ。それを冷静に見守る竜介。一方、パーティの当日に学校から呼び出しをくらった6人がいた。それぞれ卒業試験のときに鬼頭教官からカンニングの疑いをかけられ、学生部長の面談を受けることになったのだ。最悪の場合、卒業取り消し、あるいは退学も考えられるので皆気が重い。初めのうち固くなっていたが、しだいに同類のよしみで話をするようになった。文学少女の葉子は丸暗記の勉強なんか無意味だというのが持論。学生ながらベンチャー企業を経営している片桐は仕事が忙しく、勉強をする暇がなかった。ロック狂いのジョニーは完全なるカンニングを企てたが失敗、気弱な青年の志方は人にそそのかされて答案を見せてしまった。一本気なマジメ男の本城は試験官の誤認でカンニング犯にされ、憤慨している。中流家庭に育った普通の女の子の美保は魔がさしたというべきかなんとなく人の答案を見てしまった。面談を終えて処分発表を待つ6人は、いつの間にか大学を卒業することの意味や就職について語り合っていた。千秋は有人や高史の自分勝手な行動に怒ったが、気を取り直して2人にエスコートされパーティへと出かけた。6人も処分が発表され、本城は無事卒業、他の5人は留年と決まったが、最悪の事態は逸れた。彼らは本城に疑いをかけたいい加減な試験官をこらしめると、パーティへ参加した。パーティ会場の体育館で千秋はようやく彼=片桐を見つけたが、すでに意気投合した葉子が寄り添いチーク・ダンスを踊っていた。志方は自分にカンニングをそそのかした男=竜介を見つけブン殴った。そして、ステージではジョニーのロック演奏が始まった。千秋はこの日恋に破れたが、パーティ・クイーンに選ばれ表情は明るかった。

関連するキネマ旬報の記事

1988年1月下旬号

日本映画紹介:卒業プルーフ

1987年12月上旬号

グラビア:卒業プルーフ

小特集 卒業プルーフ:製作者・監督インタビュー