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タッチ 背番号のないエース

  • たっちせばんごうのないえーす
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  • 平均評点

    68.9点(66人)

  • 観たひと

    114

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    9

基本情報

ジャンル アニメーション / ドラマ
製作国 日本
製作年 1986
公開年月日 1986/4/12
上映時間 93分
製作会社 東宝=フジテレビジョン=旭通信社
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督杉井ギサブロー 
アニメーション監督前田庸生 
脚本原田遊人 
並木敏 
杉井ギサブロー 
原作あだち充 
企画角谷優 
関谷猪三男 
製作大橋雄吉 
日枝久 
太田一郎 
プロデューサー藤原正道 
岡正 
片岡義朗 
絵コンテ永丘昭典 
池田はやと 
作画監督前田実 
遊佐和重 
美術金村勝義 
音楽芹澤廣明 
主題歌ラフ&レディ:(「背番号のないエース」)
音響監督藤山房延 
編集古川雅士 
製作プロダクショングループ・タック 

キャスト

出演三ツ矢雄二 上杉達也
難波圭一 上杉和也
日高のり子 浅倉南
銀河万丈 原田正平
塩沢兼人 黒木武
林家こぶ平 松平孝太郎
鶴ひろみ 児島悠子
北村弘一 西尾監督
千葉繁 達也・和也の父親
小宮和枝 達也・和也の母親

解説

双生児の兄弟と幼なじみの少女の青春を描くアニメ。『週刊少年サンデー』に連載中のあだら充原作の同名漫画の映画化で、脚本は原田遊人、並木敏、杉井ギサブローの共同執筆。監督は「銀河鉄道の夜」の杉井ギサブローが担当。主題歌は、ラフ&レディ(「背番号のないエース」)。

あらすじ

双生児の兄弟、上杉達也と和也は、幼なじみの浅倉南と三人揃って明青学園の高等部へ進学した。中学時代からピッチャーとしてならした和也は、野球部へ入部を決めたが、達也は何とはなしに迷っていた。南の言葉や、達也の運動神経を見抜いた野球部部長、児島悠子の勧めもあって、達也は野球をやる決心をする。だが、野球部の部室まで来た時、和也とマネージャーとして入部した南を、公認カップルのようにはやしたてる部員たちの声を耳にしてしまう。そして、ショックを受け、友人、原田に誘われるまま、ボクシング部に入った。幼い頃、達也と和也と南で遊んでいた時、南が何気なく言った一言、「南、ピッチャーが好き」。その時ジャンケンで決まったピッチャーは和也。それが知らず知らずのうち、達也の中にわだかまりとなって残っていた。それ以来、達也は南からも野球からも遠去かって来た。南が本当に好きなのは達也ではないかと想った和也は、達也に話してみる。「つまんないこと考えずに、甲子園をめざせ」と言う達也。甲子園は南の夢なのだ。地区予選が始まった。ところが明青の第一回戦と同じ日に、達也の練習試合が重なった。そして、和也は勝ち、達也は負けた。その夜、上杉家での和也の祝勝会、傷ついた達也に南はやさしくキスをした。明青は勝ち進み、決勝戦の前夜。和也は「ずっとそばにいてほしい」と、南に愛を告白した。南は「いつまでも三人で一緒にいたい」と返事する。和也は想いをふりきるように、南の額にキスをした。翌日、母に言われて和也にお守りを渡すため、達也は一人先に球場に向かった。試合が始まるが、二人共姿を見せない。明青は黒木をピッチャーに、苦戦を強いられながらも頑張る。不安になった南に頼まれて、原田が様子を見に飛びだして行った。和也は子供を助けようとして、トラックにはねられ、病院で息をひきとったのだった。ユニフォームを着た達也が球場に現われ、黒木に代わってマウンドに立った。皆、和也だと思っている。悠子が和也の死を一同に告げた。試合に勝っても没収試合になる。が、頑張っている達也を見て、ナインは燃えあがった。原田から和也の死を知らされた南も、涙を流しながら達也の姿を追っていた。一点のリードを背負って、苦しみながら達也は投げ続け、ラストバッターを打ちとった。

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