日本サッカーの世界征覇を胸に秘めた日本サッカー協会の片桐の尽力によって、翼をキャプテンとする全日本少年選抜チームが結成され、ヨーロッパ遠征が実現した。試合当日、全日本は足の怪我が心配される若林に大事をとらせ、GKに若島津を起用。CFの日向は、日本チームを甘く見てかスタメンに名前のない西独のシュナイダーをひきずり出してやると心に誓う。試合が開始され、先取点をあげたのは全日本チームだった。だが、調子に乗ってもう1点と功をあせる立花兄弟と闘志むき出しの日向は、味方向士でボールを奪い合い、チームワークに乱れが生じる。ヨーロッパチームの苦戦に、遂にキャプテンのシュナイダーが登場、同点シュートを決め、更に一点加えた。ハーフタイムの後、キャプテン翼の声に、全日本チームは完全にまとまった。若林も怪我を押してGKを申し出る。