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ひとりで生きる

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  • An Independent Life

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  • 平均評点

    72.3点(24人)

  • 観たひと

    48

  • 観たいひと

    10

  • レビューの数

    2

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 ロシア フランス
製作年 1991
公開年月日 1995/5/13
上映時間 0分
製作会社 ラプサス=ラ・セット・アルテ
配給 ユーロスペース
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

キャスト

出演パーヴェル・ナザーロフ ワレルカ
ディナーラ・ドルカーロワ ワーリャ
エレーナ・ポポワ ニーナ(ワレルカの母)
ワタナベ・トシヒロ ヤマモト

解説

第二次大戦後、極東ロシアの収容所地帯を舞台に、無垢な少年の生きざまを鮮烈に綴って世界的に絶賛された「動くな、死ね、甦れ!」の続編。監督・脚本はヴィターリー・カネフスキー、製作はカネフスキーとパトリック・ゴドー。撮影は「動くな、死ね、甦れ!」も担当したウラジミール・ボリリャコフで、前作のモノクロームから一転した今回のカラー撮影でも、色彩を極力押さえたモノトーン風の画像を目指した。音楽はボリス・リチコフ。出演は前作に続き、パーヴェル・ナザーロフ、ディナーラ・ドルカーロワ、エレーナ・ポポワほか。92年カンヌ映画祭審査員賞受賞。

あらすじ

ロシアの平原を歩く馬と男の映像にカネフスキーの声が呼びかけられ、フィルムは逆転する。ロシアの軍隊に引率されるワレルカ(パーヴェル・ナザーロフ)と2年前に死んだ彼のかつての恋人ガリーヤの妹ワーリャ(ディナーラ・ドルカーロワ)。村ではワレルカのペットの豚マーシャが殺され、その晩の宴会で食卓に上がる。ワレルカは外に出、スターリンやレーニンの旗を眺めつつワーリャとふざけあう。職業訓練学校でダンス・パーティが開かれる。ワレルカは少女が男子生徒達を「お相手」している部屋へ行く。それをみたワーリャは怒って去る。そこへ来た校長はワレルカに退学を命じるが、自分も少女と「お手合わせ」してしまう。ワレルカは日本人捕虜、ヤマモト(ワタナベ・トシヒロ)と度々会い、日本のことを聞く。ワレルカはワーリャと会い、納屋で抱きあった後、故郷スーチャンを離れる。旅先で働きながら、伯母の家を訪ねるワレルカ。そこには女性だけの家族の隣人しかおらず、彼はその家族の世話になる。彼女らとモスクワへ行くためにワレルカが船に乗りこむと、そこにワーリャが現れる。久しぶりの再会を喜ぶワレルカだが、ワーリャは一人カムチャッカ行きの船に乗る。放送で一人の娘が海に飛び込んだという知らせが聞こえる。後に残されたワレルカは死んだガリーヤと対面し、ユダヤの星を胸に抱きつつ海を泳いで行く。

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