一九五七年、ニュージーランド。スマトラ群島の小島スカルに生息する毒牙の混血種“ラットモンキー”が、ウェリントン動物園にやって来た。雑貨屋のスペイン娘パキータ(ダイアナ・ベニャルヴァール)は、タロット占いの祖母が予言した“運命の恋人”ライオネル(ティモシー・バルム)を動物園に誘う。後をつけてきた彼の母ベラ(エリザベス・ムーディ)は、二人のキスを盗み見る際、ラットモンキーに噛まれてしまう。ベラの傷は悪化し、全身が腐り死を迎えたかに見えた。しかし彼女は蘇り、看護婦マクタヴィッシュ(ブレンダ・ケンドール)を噛み殺してしまう。ゾンビ化した二人をライオネルは地下室に軟禁する。母の葬式を終え、一安心と思いきや、再びベラは墓場で蘇り、不良青年とマクラダー神父(スチュアート・デヴァニー)が餌食となり、地下室の住人となる。そしてとんでもないことに、看護婦と神父の間にゾンビ・ベビー“セルウィン”まで誕生してしまった。一方、屋敷を狙うレス叔父さん(イアン・ワトキンス)が地下室の秘密を知り、屋敷を強引に譲り受け、大パーティーを催す。ゾンビたちの攻撃が始まり、パーティー客は続々と餌食となっていく。パキータとライオネルは叔父とともに交戦し、ゾンビたちを退治した。そして家を焼き捨てたライオネルは、恋人パキータを抱き寄せるのだった。