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ポケットの中の握り拳

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  • 平均評点

    72.1点(32人)

  • 観たひと

    54

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    5

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 イタリア
製作年 1965
公開年月日 1983/9/23
上映時間 105分
製作会社 ドーリア・チネマトグラフィカ
配給 カトル・ド・シネマ
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ モノクロ/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

キャスト

出演ルー・カステル アーレッサーンドロウ
マリノ・マーゼ アウーグストウ
パオラ・ピタゴーラ ジューリア
リリアーナ・ジェラーチェ 母親

解説

家族や宗教に対する反乱を過激に表明する青年を描くドラマ。83年当時では日本公開作がまだなかったが、イタリアでベルトルッチと並んで注目を集めていたマルコ・ベロッキオの65年、26歳の時の監督処女作。音楽はエンニオ・モリコーネ。ロカルノ映画祭銀の帆賞、イタリア銀リボン賞最優秀原案賞を受賞。

あらすじ

アーレッサーンドロウ(ルー・カステル)はこれといった職もなく家族と暮らしている。盲目の母親(リリアーナ・ジェラーチェ)は無気力で、家族のことは長男のアウーグストウ(マリノ・マーゼ)に任せきりだった。一方、妹のジューリア(パオラ・ピタゴーラ)は、兄のアウグーストウに近親相姦的な愛着を抱き、兄と婚約者との仲を裂こうとする。アウグーストウは婚約者と結婚して町に移り住みたいと思っているが、家族に対する責任や経済的な理由で結婚には踏み切れなかった。ある日、アーレッサーンドロウは母を車に乗せて墓参りに行き、その帰りに母を崖から突き落としてしまう。アウグーストウは弟の殺人を予告したメモを発見するが、動揺もせず、二人の後を追おうともしなかった。母の死後、アウグーストウは結婚して町に住むようになり、アーレッサーンドロウとジューリアは母親の遺品を片端から燃やしてしまう。アーレッサーンドロウは冷静に第二の殺人を遂行した。今度は知的障害の弟である。浴槽で弟が死んでいるのを発見したジューリアは、ショックのあまり癲癇の発作を起こし階段から転落した。その後、アーレッサーンドロウは晴れ晴れとした様子でヴェルディのオペラ『椿姫』に合わせて踊るうち、突然癲癇の発作に襲われもがき苦しみながら息を引き取る。隣の部屋にいる病気のジューリアは兄が苦しんでいるのを知りながら、起き上がれないのか起き上がろうとしないのか、ベッドから出ようとはしなかった。

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1983年9月下旬号

グラビア:ポケットの中の握り拳

試写室:ポケットの中の握り拳