北イタリアの大聖堂にやってきた司書のエバン(トーマス・アラナ)は、そこで聖堂の修飾を行なうリサ(バーバラ・クピスティ)と共に大聖堂の地下室から古文書を発見する。エバンは暗号を解き、悪魔の像を発見するが、その夜自らの心臓をえぐり出して絶命する。翌日、教会の番人の娘ロッテ(アーシア・アルジェント)は自らの父親が悪魔に変わっていることを発見する。エバンの行為は850年ぶりに悪魔を復活させてしまったのだ。その時、悪魔を封じ込めるために作られた聖堂のシステムが作動し、中にいた人々は全て閉じ込められてしまう。教会のガス神父(ヒュー・クアルシー)はロッテの幻覚を頼りに自壊システムの鍵を発見する。悪魔と人間を飲み込んだ廃虚で、悪魔の像が消え去った後の穴を微笑みながら見つめるロッテの姿があった。