のっぽの売れないコメディアン、デクスター・キング(ジェフ・ゴールドブラム)は夢を求めてアメリカからロンドンへ出て来たものの、花粉症に悩みつつ殴られ役の毎日。そんなある日注射を打ちに行った病院で出会った看護婦のケイト(エマ・トンプソン)に一目惚れ。何とか彼女に声をかけようと病院に通いつめるが、勇気が出ない。やっとのことでデートにこぎつけ、最初は家まで送るだけでも、と思ったデクスターだが、いきなりケイトに「寝てもいいわよ」と誘われる。翌日、デクスターはショーに遅刻、クビになるが、そこへ降ってわいたようにミュージカル版「エレファントマン」の主役の話。稽古に励む日々のデクスターだったが、相手役の女優シェリル(キム・トムソン)との浮気がばれ、ケイトは去っていく。エレファントマンのメイクをしたまま、ケイトを求めて病院にやってきたデクスターはケイトに愛の告白をし、二人はめでたく結ばれるのだった。