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美女と野獣(1946)

  • びじょとやじゅう
  • LA BELLE ET LA BETE
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  • 平均評点

    72.2点(97人)

  • 観たひと

    159

  • 観たいひと

    19

  • レビューの数

    19

基本情報

ジャンル ラブロマンス / ファンタジー
製作国 フランス
製作年 1946
公開年月日 1948/1/27
上映時間 95分
製作会社 巴里ディシナ
配給
レイティング
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ モノクロ スタンダ-ド
メディアタイプ
音声 モノラル
上映フォーマット

スタッフ

キャスト

解説

詩人ジャン・コクトーが脚本・監督を担当した十八世紀のおとぎ話の映画化。巻頭タイトルにコクトーの自筆で「世界は今あらゆるものを破壊し去ろうと熱中しているが、おとぎばなしが天国へ寝そべったまま連れて行ってくれたあの少年時代の信頼感と素直さとを取りもどしたい」という意味のことを述べている。美術をクリスチャン・ベラアル、作曲をジョルジュ・オーリックが担当。その他一流のスタッフの一丸となって創り出した交響詩的なニュアンスは旧来の映画にはなかった香気を充満させている。主演はコクトーに見出されたジャン・マレー。なおこの映画は1946年フランス映画コンクールの授賞作品で巴里ラ・マドレエヌ劇場で三ヶ月の長期興行に成功している。

あらすじ

昔、年老いた商人がいた。末娘のベルは美しく優しい娘で、いつも意地悪の二人の姉にいじめられていた。彼女は腕白な兄の友達アヴナンから求婚されていたが、父の世話をするために拒んでいた。父は自分の船が沈んだので破産を覚悟していたが、その一隻が無事入港したと聞いて喜んだ。二人の姉は宝石や衣しょうをお土産にねだったが、ベルは唯バラの花が欲しいといった。父が港に着いてみると船は債権者に押収されてしまい止むなく夜道を馬に乗って帰って来る途中、いつのまにか道を踏み迷ってこれまで見たことも聞いたこともない荒れ果てた古城に行き当った。人影もなく静まり返った場内の異様な恐しさに逃げ出して庭に出るとそこには香しいバラの花が咲き誇っていた。ベルのことを想い出してその花を一輪手折った時、突如眼前に一個の怪物が現われて立ちふさがった。形は人間だが全身に毛がそそり立ち、物すごい形相をして彼をにらんでいる。野獣はこの古城の主であった。大切なバラを盗んだ罰に命をもらうといったが、もし娘の一人を身代りによこせば一命を助けてやると約束し父を魔法の馬に乗せて帰した。ベルはこの話を聞いて責任を感じ父の生命を助けるために白馬に乗って単身野獣の居城へおもむいた。野獣は醜怪なその容ぼうにもかかわらず優しく堂々たる言葉で毎夜七時に食事の時だけ会いたい。そして「私の妻になっておくれ」と言ったが、ベルは「いやです」と答えた。美女と野獣の生活はこうして始まったが、ベルは次第に野獣のやさしい心に幸福な自分を見出すようになって来た。会いたい人の顔をみられる魔法の鏡でベルが父の顔を見ると、父は心労のため病床にふし、家財はみんな差押えられていた。父想いのベルは野獣に一週間の約束で家へ帰ることとなり、野獣は信頼の形としてダイアナの宝庫の金の鍵と、何処にでも行ける手袋を与え、一週間経って帰って来なければ自分は心労のために死ぬであろうと言う。ベルが家に帰ると父は急に元気になったが、二人の姉妹のせん望と、ベルを思うアヴナンの野望とが一緒になってベルの金の鍵を奪い、兄とアヴナンは野獣を退治して宝物を奪う計画を立てた。ベルを迎えに来た白馬に乗って城に着いた兄とアヴナンはまずダイアナの宝庫の宝物を狙った。一方、ベルは魔法の鏡で野獣をみると、そこに映し出されたのは、ベルを慕う余り、心労によって今にも死にかかっている野獣の姿であった。直ちに魔法の手袋をはめて野獣のもとへ飛んで帰ると、彼はすでに瀕死の状態であった。アヴナンは宝庫の屋根を破り、中へ潜入しようとした途端、傍に立っていた彫像ダイアナが放った矢に背を射抜かれ、突如野獣に変身してしまった。その時ベルの介抱にもかかわらず、息をひきとったと思われた野獣の姿はかき消すように消えて、こつ然と輝くばかりの美しい王子が現われた、それはアヴナンによく似た王子だった。王子は長い間魔法使いのために野獣にされていたが、今、ベルの愛によって元の姿に帰れたと語った。王子は妃となったベルと共に、雲の上をはるか王子の城へと飛んで行くのだった。

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