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姿なき殺人(1967)

  • すがたなきさつじん
  • Berserk
  • ----


  • 平均評点

    52.0点(3人)

  • 観たひと

    6

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル ホラー
製作国 イギリス
製作年 1967
公開年月日 1968/6/15
上映時間
製作会社 ハーマン・コーエンプロ
配給 コロムビア
レイティング
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ カラー/スタンダード
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

キャスト

出演ジョーン・クロフォード Monica Rivers
タイ・ハーディン Frank Hawkins
ディアナ・ドース Matilda
マイケル・ガウ Dorando
ジュディ・ギーソン Angela Rivers
ロバート・ハーディ Superintendent Brooks
ジェフリー・キーン Commissioner Dalby
Sydney Tafler Harrison Liston
George Claydon Bruno
Philip Madoc Lazlo

解説

ハーマン・コーエンとアベイン・カンデルの脚本を、「チビッコの大脱走」のジム・オコナリーが監督したホラー映画。撮影はデスモンド・ディキンソン、音楽はパトリック・ジョン・スコットが担当した。出演は「何がジェーンに起ったか?」のジョーン・クロフォード、「いつも心に太陽を」のジュディ・ギーソン、「バルジ大作戦」のタイ・ハーディン、「ロンドン・パリ大脱線」のディアナ・ドース、マイケル・ガウほか。

あらすじ

モニカ・リバース(J・クロフォード)は旅回りのサーカスの女主人であり、また自ら死の曲芸をも披露していた。ある夜、満員の観客の目の前で、綱渡りの名人ガスパーが綱から落ちて死んだ。これは事故ではない。何者かの仕業に相違ない。警察が動き出したが、モニカは冷然としているばかりか“恐怖のサーカス”のキャッチ・フレーズで物見高い客が呼べるとさえ言うのだった。しかし、マネジャーのドランドは、彼女のやり方に反対だった。やがて新しい綱渡り芸人フランクが来た。モニカは彼を気に入り、二人の関係が人々の口にのぼりだした。そんな頃第二の殺人が起った。マネジャーのドランドが額のまん中を長くぎで打ちぬかれて死んでいたのだ。犯人は内部の人間に違いない、と座員がさわぎだした。彼が殺された夜、テントの中をモニカが歩いていたという目撃者が出てき、彼女に疑いの目が向け始められた。そんな騒ぎの中を、モニカの娘アンジェラ(J・ギースン)が帰ってきた。彼女は寄宿学校に入っていたのだが、校長さえも手をやいた型破りの娘で、放校されたのである。そしてサーカスの一員となり、ナイフ投げの名人の助手となって働き始めた。やがてシーズンも終りになり、一座はロンドンで小屋をはった。その夜、第三の殺人が起った。人切り曲芸の舞台が進行している最中、箱に入っているマチルダ(D・ドース)が体を鋸でまっ二つに切られてしまったのだ。トリックがきかなかったのだ。観客の面前で、しかもスコットランド・ヤードのブルックス警視も見張っていたのに。そして……稲妻が光り、豪雨がサーカスを襲った不気味な夜。次の犠牲者は新入り綱渡り芸人フランクだった。彼が綱を渡り、まん中まで来た時、何者かが天幕の陰からナイフを投げたのだ。即死だった。観客は総立ち。雷鳴はテントを貫いた。その時、ブルックス警視が犯人を目撃した。そして追跡。なんと、モニカの娘アンジェラたったのである。調べが進むにつれ、彼女の大変なマザー・コンプレックスぶりがわかってきたのだ。それにしても意外な犯人であった。一座の人も、そして警視さえも、憎しみより、ことの意外性に驚くのだった。若く美しい娘の残酷な殺しぶりに。

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