男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

水の中のナイフ

  • みずのなかのないふ
  • Nóż w wodzie
  • A Knife in the Water

amazon


  • 平均評点

    74.1点(184人)

  • 観たひと

    293

  • 観たいひと

    38

  • レビューの数

    47

基本情報

ジャンル ラブロマンス
製作国 ポーランド
製作年 1962
公開年月日 1965/6/1
上映時間 94分
製作会社 カメラ・プロ
配給 東和
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ モノクロ/スタンダード
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

キャスト

解説

イェジー・スコリモフスキー、ヤクブ・ゴールドベルク、ロマン・ポランスキーの共同脚本を新鋭ロマン・ポランスキーが監督した恋愛心理映画。撮影はイェジー・リップマン、音楽はクシシュトフ・コメダが担当した。出演は「夜行列車」のレオン・ニェムチック、新人ヨランタ・ウメッカ、ズィグムント・マラノウィッチなど。

あらすじ

アンドジェイ(レオン・ニェムチック)は三十六歳。ワルシャワのスポーツ記者で、美しい妻クリスチナ(ヨランタ・ウメッカ)と安定した生活をおくっていた。彼らは週末を郊外で過すのが常だった。その日もヨットの上で週末を過すため湖に向って車を走らせ、途中ヒッチ・ハイクの青年を乗せた。三人は出帆した。朝食の時青年は愛用の大きなナイフを取り出した。水の上でナイフは場違いだったが、それ以上に青年の存在は場違いであり、青年の「若さ」とアンドジェイの「中年」が眼に見えない火花を散らした。アンドジェイは青年が妻に親切なのを見ると、彼に過酷な仕事をいいつけた。ヨットが帰途についた時、ナイフをアンドジェイがかくした。青年は彼に喰ってかかり、もみあううちにナイフは湖中に落ち、青年も足をすべらした。彼は浮いてこない。意外な成行きに、アンドジェイとクリスチナはののしりあい互いに幻滅と憎悪でいっぱいだった。アンドジェイが警察に知らせに泳ぎ去った後に青年が姿を現わした。クリスチナは最初は腹を立てたが、次第に青年の世話をやいた。そして彼の接吻を受けた。やがて湖畔に着くと、青年は走り去った。船着場にはアンドジェイが待っていた。二人は帰途についた。やがて何事もなかったように、またもとの生活にもどるだろう……。

関連するキネマ旬報の記事

2013年6月下旬号

UPCOMING 新作紹介:「水の中のナイフ デジタルリマスター版」

1965年9月上旬号

外国映画批評:水の中のナイフ

1965年6月下旬号

新作グラビア:水の中のナイフ

外国映画紹介:水の中のナイフ