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女王蜂(1963)

  • じょおうばち
  • L'Ape Regina
  • ----


  • 平均評点

    64.0点(1人)

  • 観たひと

    6

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 イタリア
製作年 1963
公開年月日 未公開
上映時間
製作会社 サンクロ・フィルム=フェア・フィルム
配給 松竹映配
レイティング
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ モノクロ/スタンダード
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

キャスト

出演マリナ・ヴラディ Regina
ウーゴ・トニャッティ Alfonso
ワルター・ギラー Father Mariano
Linda Sini Mother Superior
リカルド・フェリーニ Ricardo
Achille Maieroni Aunt Mafalda
Pietro Tattanelli Uncle Don Giuseppe
Jusupoff Raggazzi Annt Jolanda
Igi Polidoro Igi
Melissa Drake Maria Constanza
Sandrino Pinelli Maria Constanza's Fiance
Mario Giussani Count Ribulsi

解説

ゴッフレド・パリーゼの原案を、彼自身とラファエル・アズコーナ、それに、「豊かなる成熟」の“姦通”でデビューしたマルコ・フェレーリが脚本化しフェレーリが監督した愛情もの。撮影はエンニオ・グァルニエリ、音楽をテオ・ウスエリが担当した。出演者は「新・七つの大罪」のマリナ・ヴラディ、「狂ったバカンス」のウーゴ・トニャッティ、「黄色い恐怖」のワルター・ギラーなど。製作はヘンリック・クロスチキとアルフォンソ・サンソーネ。ヴラディは六三年度カンヌ映画祭最優秀女優賞受賞。

あらすじ

アルフォンソ(ウーゴ・トニャッティ)は四十代で、自動車のセールス会社を経営している。友人の修道僧マリアノ師(ワルター・ギラー)に結婚をすすめられ、中産家庭の娘レジナ(マリナ・ヴラディ)という信心の篤い、健康で美しい女を紹介された。新婚生活は幸福そのものだった。アルフォンソはレジナを愛した。毎晩のように愛した。彼女も若さで彼の愛に応え、更に彼の愛を誘った。レジナは、女性の誰もがそうであるように子供を産みたがり、伯母や従姉妹たちもいつ彼女が妊娠するか、いつ子供が生まれるかと待ち焦れた。アルフォンソとて子供が欲しいのは同じだが、医者に見て貰っても身体に異状はない。四十代といえば若くはない。アルフォンソはいつの間にやらレジナの要求が苦痛になり、残業を口実にオフィスに泊まろうとするとそこへまで訪れて夫に要求をする。ある夜、アルフォンソはついに倒れ、海岸の村に保養にやられた。レジナのいない生活に幾分健康をとり戻したかに見えたが、彼女は見舞と称して現れその日を契機に床につききりになってしまった。村に置いてもおけず、病院車の世話で自宅へ戻ったものの、医者も彼の回復には自信を失い、神の加護を願う以外の知恵がなかった。そんなある日、レジナは妊娠した。何カ月かの後、レジナや伯母、従姉妹たちが見守る中で、マリアノ師が生まれて間もない赤児に洗礼を授けていた。アルフォンソの健康だった頃の写真が、レジナの背後の壁で笑っているような、泣いてもいるような顔でそれを見ていた……。

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