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死霊の町

  • しりょうのまち
  • The City of the Dead
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  • 平均評点

    56.0点(2人)

  • 観たひと

    6

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル ホラー
製作国 イギリス
製作年 1960
公開年月日 1961/8/30
上映時間
製作会社 ブリタニア・フィルム
配給 日本RKO
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ モノクロ/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

キャスト

出演デニス・ロティス Richard Barlow
クリストファー・リー Professor Driscoll
B・S・ジョン Patricia Russell
パトリシア・ジェッセル Elizabeth Selwyn and Mrs. Newless
Valentine Dyall Jethrow Keane
ノーマン・マックオーアン Reverend Russell
Ann Beach Lottie
Tom Naylor Bill Maitland
ベネチア・スティーブンソン Nan Barlow

解説

イギリス製怪奇映画。ミルトン・サボツキーの物語をジョージ・バクストが脚色、TV出身のジョン・リウェイン・モキシーが監督した。撮影はデスモンド・ディキンソン。音楽を受けもったのはダグラス・ガムレイ。出演するのはデニス・ロティス、クリストファー・リー、パトリシア・ジェッセルなど。製作はドナルド・テイラー。

あらすじ

一六九二年三月三日、マサチュセッツのホワイトウッド村で、エリザベスという女が魔女という理由で火刑に処せられた。彼女は悪魔に対し、村を呪うために永遠の命を与えよ、と祈りながら焼け死んだ。そして現代。ある大学の教授ドリスコル(クリストファー・リー)は、異常な情熱をもって妖術の講義をしていた。美しい女子学生ナンは、妖術に興味を持ち、研究したい希望を述べると、教授はホワイトウッドへ行けといった。自動車で向う途中、ジェスロウと名乗る紳士を同乗させたが、村の宿からす亭の前で、紳士の姿はかき消えた。宿には女主人ニューレス夫人と口の不自由な女中しかいない。ナンは教会で盲目の老牧師から、ここは悪魔の支配する所だから直ぐ帰れと注意された。隣の牧師館で老牧師の孫娘パトリシア(B・S・ジョン)から妖術の本を借りたナンは、三月二日のろうそく祭前夜の悪魔の儀式の項を読み終えてホールへ行くと数組の男女が踊っていた。が、ナンが衣裳を着換えに戻った間に、彼らは消えてしまった。ナンの引き出しに小鳥の死骸があり、ドアにすいかずらの枝が打ちつけられているのを見て、妖術の本にあった通り、自分が悪魔に捧げられる犠牲者そのままなことに気づいた。地下室で彼女は黒ずきんの男につかまりニューレス夫人やドリスコル教授の前で胸に刃を刺された。ナンの失踪に驚いた彼女の兄リチャード(デニス・ロティス)と、彼女と仲よしのビル青年は、別々にホワイトウッドへ向った。一方、悪魔の手はパトリシアにのびた。途中で悪魔にはかられて怪我をしたビルは瀕死の老牧師から「悪魔たちに十字架の影をあてよ」と教えられた。一度は地下室を脱れ出たナンは、墓地で十二時の鐘を合図に殺されることになった。駈けつけたリチャードは拳銃を発射したが、彼らは影のように傷つかない。彼らは現世の人間ではないのだ。重傷のビルは墓地の十字架を抜いて魔女たちに「影を投げろ」と叫んだ。魔女たちは全身に火を発して燃えた。ドリスコルも、ニューレスも、昔、ここで火刑になった悪魔であった。

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外国映画紹介:死霊の町