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犯罪部隊999

  • はんざいぶたいきゅうきゅうきゅう
  • Straf Bataillon 999
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基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 西ドイツ
製作年 1959
公開年月日 未公開
上映時間
製作会社 ウィリー・ツァイン・プロ
配給 大映
レイティング
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ モノクロ/スタンダード
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

キャスト

出演ソニア・ツィーマン Julia Deutschmann
ゲオルク・トーマス Ernst Deutschmann
ヴェルナー・ペータース Master Sergeant Krull
エルンスト・シュレーダー Dr. Kukill
ハインツ・バイス Lieutenant Obermeier
ハンス・E・イエーゲル Schwanecke
Werner Hessenland Von Bartliz
クラウス・キントラー Lieutenant Bevern
Judith Dornys Tanja

解説

第二次大戦の末期、悲惨な最後をとげた独第999歩兵大隊(通称“犯罪部隊”)の実録(原作ハインツ・G・コンサリク)にもとづき、新進監督ハラルト・フィリップが原作者及びヴォルフガング・メンゲの協力で脚本を書いた。ユーゴでロケが行われた。撮影はハインツ・ヘルシャー、音楽はウィリー・マテス。出演は「最後の戦線」のソニア・ツィーマンのほかは新人か舞台俳優で、ゲオルク・トーマス、ヴェルナー・ペータースら。製作ウィリー・ツァイン。

あらすじ

バーリッツ陸軍大佐は、無意味な全滅をさけ、司令部に反いて退却を命じた。--若い細菌学者ドイチマン(ゲオルク・トーマス)は新発見の血清を自分の体で実験した。それは召集忌避とみなされた。--農民ウィーデックは休暇で帰省した時、身重の妻のため帰隊が遅れた。--反抗的なシュワネッケは空襲下に盗みを働いた。--四人は情状しゃく量されず一様に有罪を判決され、通称を“犯罪部隊”という第999大隊に引渡された。配属された第二中隊は、オーバーマイヤー中尉が指揮していた。彼の意志に反し、司令部の命令は部下に甚だ苛酷で、無装備で地雷原を清掃し、敵前戦の背後へまわる偵察を強いた。中隊は前線の堡塁で大損害をうけた。軍医大尉ベルゲンの不在中、ドイチマンは負傷兵の手当てにつくした。ベルゲンは彼を自分の衛生兵にした。判決が軽くなる希望がでた。妻ユーリア(ソニア・ツィーマン)は彼に不利な証言をした医者キューキルに運動していた。彼は夫の実験を続ける彼女をたすけてはいたが、実はおぼしめしがあるのだ。ある夜、ドイチマンは野戦病院で動く蒙古人ターニアが薬品を盗もうとしたのをみつけ、パルチザンの穏れ家に行き、シュワネッケに射たれたタルチューヒンという男の治療をした。隊長のセルゲイがドイチマンを射殺しようとしたが、タルチューヒンとターニアがとめた。ターニアはドイチマンに恋し、パルチザンの攻撃計画を知らせるようになった。大隊副官ベーフェルン中尉はナチ党員で全隊員の憎悪の的だった。パルチザンが攻撃したとき、シュワネッケは彼と口論し、殴り倒した。彼の頭をざん壕の上に出し“戦死”させてしまった。--また無謀な命令が下り、中隊はソ連軍前線を突破し飛行場に突入せねばならなくなる。出発直前、ベルリンのキューキルから電話があり、ユーリアが自分の体に血清の実験を行い、重体だと知れた。ドイチマンは出発し、中隊は地雷と多くの戦車に襲われた。生き残ったのは、彼とシュワネッケ、嫌われ者クリユル軍曹の三人だけだった。兵舎に帰りついた後、ターニアを建物の下から救おうとして、ドイチマンは土砂に埋まった。シュワネッケの救助はムダだった。彼もソ連軍に投降しようとして、タルチューヒンに射たれた。卑怯なクリユルだけが本隊に帰りついた。--胸に勲章をつけた彼の号令で犯罪部隊の行進が今日もまた続く……。

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