男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

王様と私(1956)

  • おうさまとわたし
  • The King and I
  • The King and I

amazon


  • 平均評点

    70.8点(219人)

  • 観たひと

    371

  • 観たいひと

    24

  • レビューの数

    48

基本情報

ジャンル ミュージカル / ラブロマンス
製作国 アメリカ
製作年 1956
公開年月日 1956/10/26
上映時間 133分
製作会社 20世紀フォックス映画
配給 20世紀フォックス映画
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

キャスト

出演デボラ・カー Anna_Leonowens
ユル・ブリンナー The_King
リタ・モレノ Tuptim
マーティン・ベンソン Kralahome
Terry Saunders Lady_Thaing
レックス・トンプソン Louis_Leonowens
カルロス・リヴァス Lum_Tha
Patrick Adiarte Prinse_Chulalongkorn
アラン・モウブレイ British_Ambassador
ジェフリー・トゥーン Ramsay
Yuriko Eliza
Michiko Iseri Angel_in_Ballet

解説

「回転木馬」に次ぐロジャース=ハマーステインのミュージカルでシネマスコープ55の第2回作品。製作は「あの日あのとき」のチャールズ・ブラケット。マーガレット・ランドンのベスト・セラー伝記“アンナとシャム王”を「重役室」のアーネスト・リーマンが脚色、監督は「ショウほど素敵な商売はない」のウォルター・ラング。戦後公開の「アンナとシャム王」は同一テーマによる劇映画である。主演は「誇りと冒涜」のデボラ・カー、舞台で同役を演じたユル・ブリンナー。他に「スカートをはいた中尉さん」のリタ・モレノ、ロンドン生まれの舞台俳優マーティン・ベンソン、「愛情物語」の子役レックス・トンプソンなど。音楽監修と指揮はアルフレッド・ニューマン、撮影監督はレオン・シャムロイ。バレー振り付けは舞台同様ジェローム・ロビンスが当たる。

あらすじ

1862年、アンナ夫人(デボラ・カー)は息子ルイズ(レックス・トンプソン)を連れてシャム王(ユル・ブリンナー)の王子や王女らの教師としてイギリスからシャムに渡る。バンコックでは首相のクララホーム(マーティン・ベンソン)の出迎え。アンナは王が宿舎提供の約束を忘れていることを知り、直談判しようとする。王はビルマ大公の貢物、美姫タプティム(リタ・モレノ)を受け取ったところ。早々アンナを後宮へ伴い正妃ティアンを始め数多くの王子、王女らを引合わせる。アンナは王の子女の教育についてティアン妃の援助を受けることになり、タプティムは妃達に英語を教えることになる。アンナはタプティムの恋人がビルマから彼女を連れてきた使者ラン・タと知り、何とか心遣いをしてやった。アンナは王子、王女らの教育で“家”という言葉を教え、宿舎の提供を怠った王の耳に入れようとする。次代の王、チュラロンコーン王子たちは、シャムは円い地球上の小国と聞き驚く。王は授業参観に赴くが、タプティムが持つアンナから贈られた小説“アンクル・トムの小屋”に興味を持ち、アンナと奴隷制度について論じた。だが首相は西洋の教育は王の頭を混乱させるとアンナを非難する。ある日、自分が英人から野蛮人と考えられていると知った王は、保護国の資格を失うと考え、近く国情調査にくる英特使のもてなしをアンナに一任。特使ジョン・ヘイ卿の歓迎晩餐会は、ヨーロッパ風の豪華なものだった。客たちをもてなすため、タプティムが演出した“アンクル・トムの小屋”がタイの伝統的な演劇様式で演じられる。その夜、宴が成功裡に終ったことを祝い、王とアンナは二人だけでダンスを踊る。その最中、タプティムは恋人と駈落ちする。捕らえられたタプティムはアンナのとりなしで笞刑を逃れるが、ラン・タは殺害。心を痛めたアンナは故国へ戻ろうとする。だが船が出帆する日、王が死の床にあると知らせが入る。王の枕元で、王子が即位後は奴隷制度を廃止すると宣言。息子の頼もしい姿を見ながら、王はアンナに看取られて静かに息を引き取る。

関連するキネマ旬報の記事

1968年12月下旬号

TV&SB SBオムニバス批評:王様と私

1966年2月上旬決算特別号

外国映画紹介:王様と私

1956年12月上旬号

外国映画批評:王様と私

1956年11月下旬号

2つのミュージカル映画:王様と私

1956年10月下旬号

外国映画紹介:王様と私

1956年9月下旬号

新作グラフィック:王様と私

1951年12月上旬号

紐育通信:第3回 王様と私