一人の女性オムジ(李甫姫)を愛しあった高校野球のライバル、ヘソン(崔宰成)とドンタク(羅漢一)は、プロ野球界に入っても好敵手だった。しかしヘソンは肩を痛め球団を追い出され、一方のドンタクは「タイガース」のスター選手になる。球界を去ったヘソンの支えとなったのはオムジだった。そしてヘソンは五人のはぐれ者たちと共に、「タイガース」を追われた鬼監督ソン(安聖基)のもとに集まり、絶海の孤島での地獄の特訓後、最下位球団「カウボーイズ」に入団する。奇跡の50連勝を果たし、コリアン・シリーズで「タイガース」と戦うことになったが、その頃オムジはすでにドンタクと結婚していた。ヘソンは彼女の愛を取り戻すためにドンタクと戦う決意をするのだった……。