男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

カプリコン・1

  • かぷりこんわん
  • Capricorn One
  • Capricorn One

amazon


  • 平均評点

    73.2点(347人)

  • 観たひと

    537

  • 観たいひと

    25

  • レビューの数

    60

基本情報

ジャンル SF / ドラマ
製作国 イギリス
製作年 1977
公開年月日 1977/12/17
上映時間 129分
製作会社 ITC
配給 東宝東和
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 4chステレオ
上映フォーマット 35mm

スタッフ

キャスト

解説

人類初の有人火星宇宙船カプリコン計画をめぐるNASAの国家的陰謀と、それに対する男達の姿を描く。製作はポール・N・ラザルス3世、監督・脚本は「破壊!」のピーター・ハイアムズ、撮影はビル・バトラー、音楽はジェリー・ゴールドスミスが各々担当。出演はエリオット・グールド、ジェームズ・ブローリン、ブレンダ・ヴァッカロ、サム・ウォーターストン、O・J・シンプソン、ハル・ホルブルック、テリー・サヴァラス、カレン・ブラックなど。

あらすじ

東の空が赤く染まり、やがて朝日が1日の始まりを告げようとしている中、人類史上初の有人火星宇宙船カプリコン・1の打ち上げが目前に迫っていた。カプリコン・1には、ブルーベーカー(ジェームズ・ブローリン)、ウィリス(サム・ウォーターストン)、そしてウォーカー(O・J・シンプソン)らが乗り組んでいる。発射5分前、突然カプリコン・1のハッチが開き、1人の男が乗組員3人を船外に連れ出し、ヒューストンより3人をジェット機で連れ去った。そして5分後、カプリコン・1は、人々の見守る中、有人宇宙船の名の下に火星へ向かって飛び立つ。一方、3人を乗せたジェット機は砂漠にある格納庫のわきに着陸した。そしてそこには、NASAのケラウェイ所長(H・ホルブルック)がいた。驚く3人に向かって、彼はカプリコン・1の生命維持装置に故障が発見されたが、我国の議会や世論を今一度宇宙計画へ目を向けさせるには、今さら計画の中止は出来なかった、という事実を告げる。そして3人は、もしさからえば家族の安全は保証出来ないという脅迫の中、格納庫にある火星表面のセット・ステージで世紀の大芝居を決行する。そしてそれが宇宙中継の形で、全世界にTV放送された。よろこぶブルーベーカーの妻(ブレンダ・ヴァッカロ)達。だが、家族と3人の宇宙飛行士との交信の内容に疑問を持ち出した男が1人いた。新聞記者のコールフィールド(エリオット・グールド)だ。何かがある、と探る彼。そんな彼に忍びよるNASAの魔の手--。しかし、無事、“火星着陸”をやってのけたカプリコン・1が、大気圏再突入の際、事故で消滅するという事態が発生--。これに感づいたブルーベーカーら3人は、消滅(=3人の死)に身の危険を感じ、格納庫より脱出する。そして3人を生かしておいては、と、NASAの刺客が放たれた。三方に分れて砂漠を逃亡する3人、そして事件の核心にふれ、友人のジュディ(カレン・ブラック)に金を借り、この世紀のスキャンダルをスクープしようとするコールフィールド。灼熱の砂漠の中、NASAのヘリは、ウィリスを、ウォーカーを発見し、ブルーベーカーにも魔の手はのびた。と、その時、アルバイン(テリー・サヴァラス)の複葉機をチャーターしたコールフィールドが、追われるブルーベーカーを助ける。追うNASAのジェット・ヘリ。逃げる複葉機。やがて、追撃戦の末、ヘリは爆破した--。そして、今、大統領臨席の下、3人の宇宙飛行士の壮厳な葬儀が始まったその時、ブルーベーカー夫人の瞳に、車からおり、こちらにかけてくる死んだはずの夫の元気な姿が映った--。

関連するキネマ旬報の記事

1977年12月下旬号

おしゃべり指定席:「カプリコン・1」かろうじてハッピーエンド

外国映画紹介:カプリコン・1

1977年11月下旬号

特別カラー・グラビア:「カプリコン・1」

グラビア:「カプリコン・1」

特集 「カプリコン・1」:1 アメリカの威信は「カプリコン・1」と共に宇宙の果てへ

特集 「カプリコン・1」:2 監督というのは作曲家ではなく指揮者なのだ

特集 「カプリコン・1」:3 新鮮かつ強烈なネオ・エンタテイメント映画の秀作

特集 「カプリコン・1」:分析採録