13歳の少女が青春の入口を通り抜け、人生の喜びと悲しみにふれるさまを描く。フランスでは四五〇万人の観客を動員するヒットを記録した。製作はアラン・ポワレ、監督は“La Gifle”(74)のクロード・ピノトー。彼と女流のダニエル・トンプソンが脚本を執筆し、トンプソンが台詞を書いている。撮影はエドモン・セシャン、音楽はウラジミール・コスマが各々担当。主題歌「愛のファンタジー」をリチャード・サンダーソンが歌っている。出演は七〇〇人の応募者のなかから選ばれたソフィー・マルソーを始め、クロード・ブラッスール、ブリジット・フォッセー、ドニーズ・グレー、シーラ・オコナー、アレクサンドラ・ゴナン、アレクサンドル・スターラン、ベルナール・ジロドーなど。40周年記念デジタル・リマスター版が、2022年12月23日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋、新宿シネマカリテ他にて公開。(配給:ファインフィルムズ)