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乙女の祈り(1994)

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  • 平均評点

    70.8点(80人)

  • 観たひと

    164

  • 観たいひと

    31

  • レビューの数

    9

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 ニュージーランド アメリカ
製作年 1994
公開年月日 1995/9/9
上映時間 100分
製作会社 ウィングナット・フィルム=フォンタナ・フィルム(製作協力*ニュージーランド・フィルム・コミッション=ミラマックス・インターナショナル)
配給 松竹富士
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビー
上映フォーマット 35mm

スタッフ

キャスト

出演メラニー・リンスキー Pauline Ivonne Parker
ケイト・ウィンスレット Juliet Hulme
サラ・パース Honora Parker
ダイアナ・ケント Hilda Hulme
クライヴ・メリソン Henry Hulme
ジェームズ・メイソン (写真出演)
メル・フェラー (写真出演)
オーソン・ウェルズ (写真出演)
マリオ・ランザ (写真出演)

解説

54年6月にニュージーランドで起きた実際の事件に材を取り、多感な二人の少女が、殺人の凶行に駆り立てられるまでを追った異色の心理ドラマ。思春期の少女特有の純粋さと残酷さを描くヴィヴィッドな演出と、少女たちが夢見る幻想世界を表現する斬新なヴィジュアル・センスが見もの。監督は「ブレインデッド」の奇才ピーター・ジャクソン。製作は「ブレインデッド」ほか、彼の前2作でもジャクソンとコンビを組んだジム・ブース、エクゼクティヴ・プロデューサーはハンノー・フス。脚本はジャクソンとテレビ映画出身で89年以来彼とパートナーを組むフランシス・ウォルシュの共同。撮影のアルン・ボリンガー、音楽のピーター・ダセント、編集のジェイミー・セルカークら、ジャクソン作品の常連組のほか、ヴィジュアル・エフェクトをW.E.T.A.、美術をグラント・メイジャーがそれぞれ担当。主演の少女2人には新人のメラニー・リンスキーとケイト・ウィンスレットがそれぞれ起用された。劇中歌として、50年代の人気歌手マリオ・ランザの『フニクリ・フニクラ』やプッチーニの『蝶々夫人』が使われるなど音楽的に多彩な内容となっている。ちなみにモデルとなった2人は現在社会復帰しており、ポウリーンはオークランドの書店に勤務し、ジュリエットは英国に戻った後アン・ペリーの名前で作家になったと報じられている。

あらすじ

52年、ニュージーランド、クライストチャーチ。女子高に通うポウリーン(メラニー・リンスキー)は、イギリスからの美しい転校生ジュリエット(ケイト・ウィンスレット)と熱烈な友情を育む。ポウリーンは下宿屋を営む低所得の家庭に育ち、ジュリエットは名門大学の学長の娘と、まるで環境の異なる2人だが、マリオ・ランザのオペラ、ヒロイックな冒険物語、ハリウッドの美形スターなど、好みや感性は驚くほど似通っていた。疎ましい現実を忘れさせてくれるものに崇拝の念を抱く彼女たちの豊かな想像力は、やがて「ボロウィニア王国」という聖なるものたちの物語を生み出した。作家を夢見る2人は、ジュリエットが肺結核で入院生活を送る間も、文通を通じて何世代にも渡る物語を膨らませていった。その間、下宿人の1人にポウリーンは処女を捧げる。彼女たちの意識はますます自身を離れ、この傾向はジュリエットの退院後にいよいよ強まり、2人はフィクションの世界にのめりこんでいく。娘たちの親密な関係に異常性を感じ取ったジュリエットの父(クライヴ・メリソン)は、ポウリーンの母(サラ・パース)にカウンセリングを受けさせる。同性愛の診断を下されたポウリーンは、ジュリエットとの交際を禁じる母に激しい憎悪を燃やす。やがてジュリエットが両親の離婚に伴って南アフリカに行くことが決定。母親さえいなければ、ジュリエットと南アフリカに行けると思い詰めたポウリーンは、愛するジュリエットが用意したレンガで母親を撲殺。2人は裁判の結果有罪となった。後年2人はどちらも釈放されたが、事件後は一度も会っていないという。

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