ラスヴェガスの高級カジノストック・エクスチェンジで連夜催される非合法なギャンブル……それは地下の特設闘技場で行われる異種格闘技戦であった。勝者には名誉とカジノの所有権が、敗者には死が与えられるデスマッチである。空手家のトミー(フィリップ・リー)、アレックス(エリック・ロバーツ)、トラヴィス(クリストファー・ペン)はこの世界とは無縁の格闘家仲間であったが、カジノの所有権に心を動かされたトラヴィスが試合に出場してしまい、格闘王のブラカス(ラルフ・モエラー)に惨殺されてしまう。これを目撃してしまったアレックスの息子ウォルター(イーダン・グロス)は逃げ帰って一部始終を話し、最初は懐疑的だったトミーとアレックスだったが、トラヴィスの死体が発見されて事件を確信する。刺客に再三襲撃された3人は、トミーが慕うインディアン一家のもとへ逃れ、復讐の準備にかかった。一家の息子で元格闘技チャンピオンのジェームズ(ソニー・ランダム)の特訓で2人の肉体と精神は飛躍的に強化されていった。しかし、その隠れ家も襲われ、アレックスとウォルターは爆破寸前に逃れるが、トミーは拉致されジェームズは殺されてしまう。デスマッチに出場させられ、次々と対戦していくトミー。そこにアレックスも乗り込んで来た。遂にブラカスと対決の時を迎えたトミーは、激闘の末彼を倒すのだった。