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インデペンデンス・デイ

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  • 平均評点

    72.2点(1070人)

  • 観たひと

    1893

  • 観たいひと

    40

  • レビューの数

    84

基本情報

ジャンル SF / パニック
製作国 アメリカ
製作年 1996
公開年月日 1996/12/7
上映時間 145分
製作会社 セントロポリス・エンターテインメント(20世紀フォックス映画 提供)
配給 20世紀フォックス映画
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督ローランド・エメリッヒ 
脚本ディーン・デヴリン 
ローランド・エメリッヒ 
製作総指揮ローランド・エメリッヒ 
ウテ・エメリッヒ 
ウィリアム・フェイ 
製作ディーン・デヴリン 
撮影カール・ウォルター・リンデンローブ 
空中撮影第2班監督/コーディネーターケヴィン・ラローサ 
美術監督ジム・ティーガーデン 
美術オリヴァー・スコール 
パトリック・タトポロス 
音楽デイヴィッド・アーノルド 
音響ジェフ・ウェクスラー 
編集デイヴィッド・ブレナー 
衣装デザインジョゼフ・ポロ 
メイクアップゾルタン 
視覚効果監修フォルカー・エンゲル 
ダグラス・スミス 
デジタル効果監修・製作トリシア・アシュフォード 
ミニチュア爆破/メカニカル効果監修ジョー・ヴィスコシル 
視覚効果モーション・コントロール監修キャリー・オーウェン 
リサ・ナッグス 
視覚効果プロデューサーテリー・クローティオー 
デジタル効果プロデューサースティーヴン・T・プリ 
CG監修タラ・ハンディー・ターナー 
ジョセフ・フランシス 
デジタル・アニメーション監修ハルトムート・エンゲル 
エイリアン・クリーチャー効果デザイン・監修パトリック・タトポロス 
模型監修マイケル・ジョイス 
メカニカル効果監修クレイ・ピネー 
デジタル・マット・ペインターマイケル・ロイド 
字幕戸田奈津子 

キャスト

解説

地球を侵略せんとする異星人と人類の3日間の攻防を描き、世界各地で大ヒットしたSFパニック超大作。ミニチュア・ワークをはじめとする伝統的な手法と最新のデジタル技術を組み合わせたSFXを駆使し、数千人のエキストラを動員したスペクタクル場面の迫力が圧巻。古典的なプロットを現代に再生したのは、「ユニバーサル・ソルジャー」「スターゲイト」の監督ローランド・エメリッヒと製作ディーン・デヴリンのコンビで、脚本も2人の共同。エグゼクティヴ・プロデューサーはエメリッヒ、彼の実妹ウテ・エメリッヒ、「ハンテッド」のウィリアム・フェイ。撮影のウォルター・リンデンローブ、美術のオリヴァー・スコールとパトリック・タトポロス、音楽のデイヴィッド・アーノルド、衣裳のジョゼフ・ポロは前作「スターゲイト」に続いての参加。世界各国の混成チームのSFX陣をまとめた視覚効果監修は、ドイツ時代からのエメリッヒの盟友で「MOON<ムーン>44」「ユニバーサル・ソルジャー」を手掛けたフォルカー・エンゲルと、「バットマン・フォーエヴァー」のダグラス・スミス。出演は「バッドボーイズ(1995)」のウィル・スミス、「あなたが寝てる間に…」のビル・プルマン、「9か月」のジェフ・ゴールドブラム、「スニーカーズ」のメアリー・マクドネル、「旅立ちの時」のジャド・ハーシュ、「アイ・ラブ・トラブル」のロバート・ロッジア、「ラストダンス」のランディ・クエイド、テレビ・シリーズ『新スタートレック』でのアンドロイドのデータ役で知られる「ジェネレーションズ」のブレント・スパイナー、「コピーキャット」のハリー・コニック・ジュニアほか多彩な顔ぶれ。

あらすじ

7月2日。ホワイトハウスのホイットモア大統領(ビル・プルマン)は、国防総省参謀本部長グレイ将軍(ロバート・ロッジア)らと異常な巨大物体接近の報告を受ける。物体は異星人の宇宙空母であることが判明、数時間後には十数隻の宇宙船が大気圏に突入した。N.Y.では天才的なコンピューター技師のデイヴィッド(ジェフ・ゴールドブラム)が、宇宙船から発信される電波にあるパターンがあり、一種のカウントダウンの役目をしていることに気づく。シルヴァーレイクでは5歳のディランが宇宙船を発見、ダンサーの母ジャスミン(ヴィヴィカ・フォックス)に知らせた。彼女は恋人で休暇中の空軍パイロットのヒラー大尉(ウィル・スミス)と一緒にいたが、彼はエドワード空軍基地に戻った。L.A.郊外では17歳のミゲル(ジェームズ・デュヴァル)が糖尿病の11歳の弟トロイの世話をしていた。14歳の妹アリシア(リサ・ジャクブ)もいたが、父ラッセル(ランディ・クエイド)は妻を亡くしてからアル中になり、宇宙人にさらわれたことがあると言っては、農薬散布の仕事にも熱中せず、ミゲルは父に怒りをぶちまけていた。デイヴィッドは老いた父ジュリアス(ジャド・ハーシュ)を連れ、ホワイトハウスに向かい、元妻の大統領補佐官コンスタンス(マーガレット・コリン)を通じて、大統領にカウントダウンまであと45分しかないことを告げる。だが、時すでに遅く、宇宙船から発射された怪光線によってL.A.やN.Y.は大爆発が起こり、市全体がたちまちのうちに破壊された。7月3日。ジャスミンは息子を連れ、トラックで廃墟の街を逃れてヒラーのいる基地へ向かう。途中、重傷の女性を助けるが、何とそれは大統領夫人マリリン(メアリー・マクドネル)だった。その頃、ヒラーと親友ジミー(ハリー・コニック・ジュニア)は宇宙船攻撃の選抜隊で指揮を取っていた。空中戦でただ一人生き残ったヒラーは、グランド・キャニオンで敵機を出し抜き、異星人パイロットの捕獲に成功した。彼は荒野で避難民のトレーラー・キャンプと遭遇し、ラッセル一家と出会う。ヒラーはネヴァダ州の秘密基地エリア51に向かうようミゲルに指示した。一方、大統領は国防長官からエリア51に宇宙船が極秘に隠されていることを聞かされて驚愕。デイヴィッドやコンスタンスらも専用機で現地に同行する。変人の管理者ドクター・オークン(ブレント・スパイナー)の案内で、地下の基地で40年間も保管されていた小型宇宙船と異星人の死体が披露された。そこへスティーヴンが生きた捕虜の異星人を連れてきたので、オークンは狂喜する。だが、意識を取り戻した異星人が彼ら数人の科学者を殺し、基地内は騒然。異星人は射殺されたが、この時、彼らのテレパシーを感知した大統領は、はっきりと異星人の目的が地球侵略であることを知った。大統領はヒューストン上空の宇宙船への核攻撃を決断するが、攻撃は失敗に終わる。全滅したエドワード空軍基地跡で野営したジャスミンは、ヒラーも死んだものと思い悲しみに暮れるが、そこへ軍用ヘリに乗って現れた彼と感激の再会を果たす。だが、重症の大統領夫人は間もなく亡くなった。7月4日。一時は絶望的になったデイヴィッドだが、父の言葉から異星人撃退のヒントを得る。月の辺りを周回する異星人の母艦にコンピューター・ウイルスを侵入させれば、敵機のシールドが弱まり、彼らの防衛システムを約30秒間停止することができ、そのわずかな時間に攻撃を加えるというのだ。パイロット経験のある大統領やラッセルらも名乗りを挙げ、戦闘機に乗り込む。大統領は壮行演説会で「今日から7月4日はアメリカ一国だけではなく、人類全体の独立記念日だ」と宣言。ヒラーとデイヴィッドの乗った小型機は大気圏を飛び出すと、計画どおり母艦に収容された。ウイルスが放射されて敵機のシールドは消え、同時に地上軍の攻撃が開始された。無数の攻撃機の前に苦戦するが、ラッセルが死と引き換えに攻撃方法を残してくれた。地球軍の猛反撃が開始され、宇宙船は次々と墜落・爆発する。ヒラーとデイヴィッドも脱出に成功。全世界の残存兵力も後に続き、ついには各地で勝利の凱歌が上がった。

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