心臓病を患う富豪の老人マーシュは、愛人レベッカ・カールソン(マドンナ)との情事の後、死体で発見された。地方検事ギャレット(ジョー・マンティーニャ)は、現場に残されていた2人の過激な性行為が収録されたヴィデオテープを証拠物件に、レベッカを殺人罪で告訴した。マーシュの秘書、ジョアン(アン・アーチャー)も犯人はレベッカだとほのめかした。レベッカの弁護士フランク・デュラネー(ウィレム・デフォー)は、彼女の無実に疑問を抱きながらも、次第にその魔性の魅力に魅きつけられていき、遂にレベッカの住むボートハウスで、激しく愛し合ってしまう。裁判が始まり、フランクは見事にレベッカの弁護をこなしていく。しかしその一方で、2人の関係はますます過激さを増し、フランクの変化に気づいた妻は家を去る。事件の真相を追ううち、フランクはジョアンがレベッカの前の被害者の愛人であり、かつて重度のコカイン中毒だったことを突きとめる。レベッカの元愛人の老人が証言に立ち、彼女を不利な状況に追いつめるが、彼女の涙ながらの告白に打ち負かされる。裁決の日を迎え、レベッカは無罪となるが、彼女を信じきれないフランクはボートハウスを訪ね、レベッカと彼女の元愛人が仕組んだ殺人であることを偶然耳にしてしまう。フランクと2人は格闘になり、元愛人の老人は銃の暴発で死に、レベッカは窓から落ち、水中に沈むのだった。