ユダヤ教ハシド派のコミュニティで起こった殺人事件の真相を探る女刑事の姿を描くサスペンス・ドラマ。ハシド社会は、ユダヤ教の中でも最も伝統を重んじる戒律の厳しい社会である。その興味深い生活習慣や伝統が、この映画の中でこと細かに紹介されている。監督は「Q&A」の、ニューヨーク派の代表的監督シドニー・ルメット。製作はスティーヴ・ゴリン、シガージョン・サイヴァットソン、ハワード・ローゼンマン。エグゼクティヴ・プロデューサーはサンディ・ガリンとキャロル・バウム、脚本は「ボディ・ダブル」のロバート・J・アヴレック、撮影は「ツインズ」のアンジェイ・バートコウィアク、音楽はブロードウェイ・ミュージカルの巨匠で、「屋根の上のバイオリン弾き」のジェリー・ボックが担当。主演は「嵐の中で輝いて」のメラニー・グリフィス、本作が映画デビューとなるエリック・サル。