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揺さぶられる正義

  • ゆさぶられるせいぎ
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  • 平均評点

    81.1点(34人)

  • 観たひと

    49

  • 観たいひと

    6

  • レビューの数

    9

基本情報

ジャンル ドキュメンタリー / 社会派
製作国 日本
製作年 2025
公開年月日 2025/9/20
上映時間 129分
製作会社 関西テレビ放送
配給 東風
レイティング 一般映画
アスペクト比 16:9
カラー/サイズ カラー
メディアタイプ ビデオ 他
音声
上映フォーマット デジタル

スタッフ

監督上田大輔 
プロデューサー宮田輝美 
撮影平田周次 
音声朴木佑果 
赤木早織 
整音中嶋泰成 
音響効果萩原隆之 
編集室山健司 

キャスト

(C) 2025 カンテレ

場面

予告編


     

解説

弁護士資格を持つ記者・上田大輔がこれまで手掛けてきたテレビ番組「検証・揺さぶられっ子症候群」シリーズの『ふたつの正義』(18)『裁かれる正義』(19/20)『引き裂かれる家族』(23)をもとに、新たな取材と視点を加えてまとめたドキュメンタリー。“虐待をなくす正義”と“冤罪をなくす正義”がぶつかるなか、多くの冤罪を生んだ「揺さぶられっ子症候群」事件を、加害者とされた人や家族との対話を重ね、報じる側の暴力性をも自覚しながら、司法とメディアのあり方を真摯に問う。

あらすじ

関西テレビ報道記者・上田大輔は、無実の人を救う弁護士を志すも、有罪率99.8%の刑事司法の現実に絶望し、企業内弁護士として関西テレビに入社した。だが、一度は背を向けた刑事司法の問題に向き合おうと、その後記者になる。そんな彼が記者1年目から取材を始めたのは「揺さぶられっ子症候群(Shaken Baby Syndrome)」、通称SBS。2010年代、赤ちゃんを揺さぶって虐待したと疑われ、親などが逮捕・起訴される事件が相次いだ。SBSは子ども虐待対応のための厚労省のマニュアルや診断ガイドにも掲載されており、医師たちは幼き命を守るという強い使命感を持って診断にあたっていた。そんななか、刑事弁護人と法学研究者たちによる「SBS検証プロジェクト」が立ち上がる。チームは無実を訴える被告と家族たちに寄り添い、事故や病気の可能性を徹底的に調べ上げる。“虐待をなくす正義”と“冤罪をなくす正義”が激しく衝突し合うなか、やがて無罪判決が続出する前代未聞の事態が巻き起こる……。

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2025年11月号増刊

映画は社会の何を映すのか 2025年秋:座談会:石飛徳樹 勝田友巳 恩田泰子 前野裕一 「フロントライン」「未完成の映画」「この夏の星を見る」「中山教頭の人生テスト」「サタンがおまえを待っている」「アイム・スティル・ヒア」「アジアのユニークな国」「能登デモクラシー」「揺さぶられる正義」