新聞で漫画『マーヴィーラン』を長期連載しているサティヤは、気弱で、人一倍負けん気の強い母の起こす騒動を収めるのに必死の毎日を送っていた。そんなある日、住居のある地域一帯が開発対象となり、立ち退きを余儀なくされてしまう。新たな住処として高層マンションを提供され浮かれる一家だったが、そこは悪徳政治家ジェヤコディ一派が仕切る手抜き工事の元に建てられた欠陥住宅だった。サティヤは意を決し彼らに立ち向かうが、すげなく返り討ちに遭ってしまう。自らが描き続けるマーヴィーラン=偉大な勇者と己とのギャップに絶望するサティヤは、ある行動に出る。奇跡的に生還した彼の耳元で、サティヤを勇者と呼び、ジェヤコディを死神と呼ぶ勇壮な声が鳴り響くようになり、サティヤの運命を翻弄していく。