水竜を守り神と崇める、海の底にある国・カイエン国。そこは、かつて他の種族と地上で暮らしていた人々が平和な地を求めて世界を彷徨い、安寧を求めた末に水竜から与えられた争いの無い王国だった。だが、その平和が永遠に続くことはなかった……。長き眠りについた水竜に祈りを捧げる巫女・ユラ(声:大西沙織)は、水竜を目覚めさせ地上に攻め込もうと目論む者がいることを知り、一族に伝わる“笛”を手に国を抜け出し、救いを求めて地上へと向かう。そんななか、カイエン国の宰相・ジース(声;遊佐浩二)の命令を受けた大臣・ゾドン(声;堂本光一)は、水竜の笛“竜の牙”を持ち出したユラを追う。やがてユラは、魔導王朝サリオンの天帝エルメシア(声:金元寿子)が治めるリゾート島に辿り着く。そこには魔国連邦(テンペスト)の開国祭を終え、束の間のバカンスを満喫しているリムル(声:岡咲美保)たちの姿があった。エルメシアからの依頼を受けたリムルたちは、ユラを救うためカイエン国へ向かうが、既に海底ではある陰謀が渦巻いていた。水竜の覚醒、笛を巡る騒乱の果てに明らかになるユラの秘めた力とは……。そしてリムルたちは、迫る脅威から蒼海を守り、平和を取り戻すことができるのか……。