男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ

  • わんすあぽんなたいむいんあめりか
  • Once Upon a Time in America
  • Once Upon a Time in America

amazon


  • 平均評点

    80.1点(605人)

  • 観たひと

    907

  • 観たいひと

    93

  • レビューの数

    92

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1984
公開年月日 1984/10/6
上映時間 205分
製作会社 アーノン・ミルチャン・プロ(ラッド・カンパニー)作品
配給 東宝東和
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

キャスト

解説

アウトローの世界に身を投じた若いユダヤ移民たちのつかの間の栄光と挫折を描く。製作はアーノン・ミルチャン。エグゼキュティヴ・プロデューサーはクラウディオ・マンシーニ。監督は「夕陽のギャングたち」のセルジオ・レオーネ。彼の遺作となった。ハリー・グレイの原作をレオ・ベンヴェヌッティ、ピェロ・デ・ベルナルディ、エンリコ・メディオリ、フランコ・アルカーリ、フランコ・フェリーニ、レオーネが共同で脚色化、撮影はトニーノ・デリ・コリ、音楽はエンニオ・モリコーネ、編集はニーノ・バラリ、衣裳はガブリエラ・ペスクッチ、美術はカルロ・シーミが担当。出演はロバート・デ・ニーロ、ジェームズ・ウッズ、エリザベス・マクガヴァン、トリート・ウィリアムズ、チューズデイ・ウェルド、バート・ヤングなど。日本版字幕は進藤光太。イーストマンカラー、ビスタサイズ。1984年作品。後に229分の完全版が発表された。

あらすじ

デヴィッド・アーロンソン、通称ヌードルス(ロバート・デ・ニーロ)はユダヤ移民の子である。1923年、17歳のヌードルスがマックス(ジェームズ・ウッズ)と出会ったことから、仲間が寄り集まってゆく。パッシィー、コックアイ、年少のドミニク、親が経営するバーを手伝うモー、ヌードルスが憧れているモーの妹デボラ(エリザヴェス・マクガヴァン)、ケーキ1個で誰にでも身体を許してしまうペギー…。折りからの禁酒法施行を利用して稼ぐことを覚え、その金を共同のものとして駅のロッカーに常置しておくことを誓い合った彼らに大きな試練がやってくる。地元のやくざバグジーたちの襲撃でドミニクが殺されてしまったのだ。怒ったヌードルスはバグジーを刺し殺す。刑期は6年だった。1931年、刑務所から出てきたヌードルスも、迎えに来たマックスもすっかり成長していた。デボラも少女から成熟した美しい娘へと変貌し、彼女への愛が再び燃え上がった。再会の喜びにひたる間もなく、ヌードルスは新しい「仕事」にひき入れられた。デトロイトのギャング、ジョー(バート・ヤング)が持ってきたある宝石店襲撃プランを実行することになったのだ。事は手順どおり運んだ。だが店の主人の妻キャロル(チューズデイ・ウェルド)の意外な抵抗にあい、ヌードルスは彼女を犯す。禁酒法時代はやがて終焉を迎え、彼らは次の仕事に着手した。多発する労働争議への裏からの介入だ。しかし、ヌードルスの心は充たされなかった。デボラの愛が欲しかったのだ。しかし彼女はハリウッドに行って女優になるという幼い頃からの夢を実現するために、彼の前から姿を消した。ある日、マックスが全米一の警備を誇る連邦準備銀行を襲撃する計画を打ち明けた。ヌードルスは頑強に反対したが、マックスは言い出したらひき下がらない男だ。マックスの愛人になっているキャロルは警察に密告してマックスの計画を潰す以外に彼の命を助ける方法はないとヌードルスに懇願した。ヌードルスはキャロルの願いを聞き入れ、ダイヤルを回した。1968年、60歳を越したヌードルスは1通の墓地の改葬通知を手にしてニューヨークにやってくる。彼は、密告によって警察に殺されたマックス、パッツィー、コックアイが眠る墓地で1個の鍵を発見した。それはあの駅のロッカーの鍵だった。ロッカーの中には現金がつめ込まれた鞄が置いてあった。マックスは生きている! ヌードルスはその直感に従って今は女優として大成しているデボラに会い、デボラの子がマックスにそっくりなので唖然とした。ヌードルスとマックスは30数年ぶりに会った。マックスは、今はベイリー財団の理事長として政財界に君臨しており、ヌードルスの裏切りは全てマックスが計画したものだったのだ。ヌードルスはマックスの邸宅を辞し、彼のあとを追ってきたマックスは、清掃車の後部に身を投じた。(東宝東和配給*3時間25分)

関連するキネマ旬報の記事

2019年2月上旬号

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ〈ディレクターズ・カット〉:作品評

2003年7月下旬号

DVDコレクション:第69回 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」

1985年2月下旬決算特別号

1984年度キネマ旬報ベスト・テン 特別グラビア :外国映画作品賞 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」

1984年12月下旬号

外国映画紹介:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ

1984年12月上旬号

外国映画批評:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ

1984年9月下旬号

グラビア:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ

特集 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ セルジオ・レオーネ監督作品:レオーネ監督 インタビュー

特集 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ セルジオ・レオーネ監督作品:作品評

特集 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ セルジオ・レオーネ監督作品:映画の時代背景

特集 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ セルジオ・レオーネ監督作品:監督論

特集 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ セルジオ・レオーネ監督作品:製作ノート&レオーネ・フィルモグラフィ

特集 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ セルジオ・レオーネ監督作品:分析採録

1984年7月下旬号

試写室:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ