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暴力五人娘

  • ぼうりょくごにんむすめ
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  • 平均評点

    58.5点(4人)

  • 観たひと

    14

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    2

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1960
公開年月日 1960/12/27
上映時間 80分
製作会社 新東宝
配給 新東宝
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督曲谷守平 
脚本岡戸利秋 
葉山浩三 
企画小野沢寛 
製作大蔵貢 
撮影岡戸嘉外 
美術加藤雅俊 
録音道源勇二 
照明小山正治 

キャスト

出演万里昌代 杉山信子
大空真弓 牧田智代
三条魔子 児島直子
扇町京子 大塚礼子
橘恵子 村上義江
渚三枝 
国方伝 権藤伝右衛門
菅原文太 南条和彦
沢井三郎 中園理事
並木一路 河田泰三
宇田勝太郎 三太夫
花岡菊子 保坂学長
大友純 ミスター・ハリケーン
泉田洋志 ミスター・タイフーン
魚住純子 マリ子
小高まさる 山猫の政
九条明子 ロケットの新子
川部修詩 デスク
水上恵子 洋装店のマダム

解説

「女体渦巻島」の岡戸利秋と「男の世界だ」の葉山浩三の共同脚本を、「蛇精の淫」の曲谷守平が監督した明朗篇。「激闘の地平線」の岡戸嘉外が撮影した。

あらすじ

白百合服飾大学の後に観光ホテルを建てようとする河田組は、教頭中園に金を送って理事長権藤伝右衛門の更送を図った。伝右衛門は、学園外部からの理事長排斥運動などツユ知らず宇宙に夢を馳せている底抜けの善人である。むしろ心配しているのは、信子、智代、直子、礼子、義江ら五人の学生の方であった。理事長排斥が一向に進展しないので業をにやした河田組の親分は、殺し屋を向けることにした。殺し屋和彦は、人を疑うことを知らない伝右衛門を川に誘い出し完全犯罪を企むが、逆に自分が怪我する。それを甲斐甲斐しくかいほうする伝右衛門にすっかり惚れ込んだ和彦は、これから五人の味方につくことになった。智代に気のある河田は、いろいろな手で智代を誘惑しようとするが、いつもチャッカリ娘に逃げられてしまう。中園理事は伝右衛門が誇大妄想狂であると発表して彼を新聞ダネにした。この新聞沙汰をめぐって評議会が開かれた。河田は正真正銘の殺し屋を出した。危険をさとった和彦は女装して礼子や智代と脱出を図るが捕まってしまう。白百合大学では、理事長の信任をめぐって投票が行われていた。投票の結果が案じられたが、信子、直子の率いる女子フットボールの選手たちが室内に乱入、投票箱をリレーしながら、校庭に飛び出した。そこへ、河田の手を逃がれた和彦や、智代が車で乗りつけた。中園理事の陰謀はかくして消え去ったのである。或る晴れた朝、伝右衛門の発案によって、白百合大学では、女子チームとアメリカGIチームのアメリカン・フットボールの試合が行われていた。

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1960年12月下旬号

日本映画紹介:暴力五人娘